マグネット取替は10年に1回

自分が業務で実践してる事OR検証した結果だけを記事にしています★
これから電気主任技術者業務をされる方の参考になれば幸いです。

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スターデルタ始動においてタイマー交換をしてもスター始動しない
始動したがデルタ運転に切替わらない10年より古い始動装置で
はマグネットの取替が必要です。下回路ではまずスターマグネット
③動作がSTARTで動作しない点でそのコイル端子に電圧がある
のか確認!ただマグネットが動作するとは内部電磁石に通電して
各可動接点が動作するという意味ですが接点表面の状態が悪い
と通電できません。後半では今日行ったマグネット取替時の様子
も記事にしました。

図面と回路を比較しながら読んでくださいね。この盤は実際電子制
御なので細かい事に気がつく方は補助接点の配線が合わないと思
われるでしょうが今回は故障時、一式取替という話なのであくまで
イメージとして見てください。

★回路起動用の始動接点をONしたら測定を開始します★
スターマグネット③のコイル電圧を測定しますが電圧があればこの
間に200Vがありますがない場合は②のデルタマグネットのb接点
が不良で電圧がかからないので取替が必要、逆に電圧があるなら
コイル断線だからスターマグネット③の取替を行います。(コイル
断線の頻度は少ない)_スター回路を構成するために端子間に挿
入してあるのが短絡金具でスターデルタ回路を見る時は最初に
どれがスターマグネットか目視で確認しましょう。


スターマグネット③が動作してそれのa接点によりメインマグネット
①のコイルに電圧がかかります。回路図でその右側にあるa接点
はメインマグネット①の自己保持接点でメインマグネット①は一旦
投入状態となれば回路OFFになるまで常時切れません。まだこの
時点でモーターが始動しないならばメインマグネット①のコイルに
電圧があるか確認が必要です。
たいてい電圧がメインマグネット
①にかからないわけでスターマグネット③の取替が必要ですね。
検電器で短絡事故を起こす人もいますからこういう奥を測定する
場合は慎重に行ってください。手前の主接点一次側には常時
200Vが来ていますから電気物に触れる時はどこに電圧があるの
かないのかの意識は電気主任は持てないといけません。手袋を
してれば感電しませんが短絡は測定リードが2点充電部にまたい
で一瞬触れただけで火花が出て焼損事故になります。
私達電気を扱う者は常に指先の空間的位置を認識しています。

次にスター始動はするがタイマー時間10秒経過したがデルタ回路
に切替わらない場合はデルタマグネット②のコイルの電圧を確認
0Vならスターマグネット③のb接点が不良なので取替をします。
通常運転中も常時ここに200Vが受電されていますので現場の方
は測定されてみれば確認できます。

今日は直入起動モーターのマグネットを取替しました。とても単純
な回路ですが作業前に図面を確認しておきます。インターロック
回路が外部とあると取替盤の電源を切っていてもその配線だけ
200Vがまったく異なる場所の盤からきていて感電する可能性が
あるからです。今回は赤い〇の部分だけ配線を触るのを事前
に頭に入れておきます。既存にあるマグネットと同じ型番の製品
で取替するのが一番スムーズに行う方法。取付ピッチや端子の
サイズアップなど異なるマグネットを使うと発生します。

まずはモーター電源を切りますが操作電源を切るのも忘れない
でください。

10個マグネット取替をしたら1~2個はネジがドライバーでは回
せないケースがあります。これは頭をハンマーで叩くと打撃力
を回転力に変換できる優れ物なので硬いネジを回すのに私に
は欠かせない道具ですね。自分の体重をかけて回らないネジ
をそのまま作業したらネジ山は必ずつぶれてしまいます。
通常
は普通の+ドライバーとして使用します。電気パーツに使用され
るネジは+ですからこういう良いMYプラスドライバーは購入しま
しょう。イザで頼れる工具や測定器は他人とは共用はしたくはあ
りません。下手な人が触るとガタツキが発生したりします。余談
ですがドライバーの頭が金属になってない貫通ドライバー以外
をハンマーによる打撃行為をするのは危険です。

電源を切ったからと電圧確認もせずに作業を開始しないでね。
指が触れ感電するのは線間電圧ではなく対地間電圧ですから
触るすべての配線の対地間電圧0Vを確認してからです。
非接触式検電器で動作保障電圧は50V以上ですから検電器
は電圧がある事を確認する物で0Vを確認する物ではありま
せん!0V確認は電圧を測定できる機能のある測定ツールで
行う事、ただ対地間電圧は1000円の激安テスターでは絶対
に測定しないでください。

三相200V&二次側デルタで電気室から給電されてますから
接地相以外の線路対地間電圧は200Vに必ずなります。配給
元の電気室内変圧器結線方式で線路の対地電圧が異なるの
を意識できるのは設備職場でも電気主任だけでしょうね。
同じ線間200Vでも単相三線式は対地電圧100Vで三相から
では対地電圧は200Vとなる!(動力二次側は通常デルタ)
仮に二次側がスターなら200÷√3Vになる意味わかりますか

対地間電圧0Vですから感電の可能性はないので私はここか
らは素手で作業をします。細かい作業をする時は指先の触感
が必要です。この辺は他人から文句を言われる筋合いではな
く私の自己責任でしてる行為です。

取付ネジを落として失くさない事

通常補助接点の配線端子は挿入タイプですが主接点は丸端子
のためマグネットのネジを1回完全に抜かないといけません。
その時ネジを落としてわからなくならない様に注意してください。
後落としたネジがどこか充電部に運悪く挟まり短絡しても困りま
す。作業空間は実際狭いので手袋をしていても尖った端子など
は突き抜け指をケガをさせる場合があるので注意されてください。

途中は70%締めですべて配線を取付したら100%FULLで締付
これで取替作業は終了です。業者が電動を締付に使用するの
は工事後はいないわけですから仮に緩みがあると再度来る事
になるので必要以上に強力に電動でネジを締めるのです。
貴方が日々管理されるなら貴方のFULLの力で締めておけば
十分です。主接点の配線を間違えるとモーターが反転するの
でよく確認してくださいね。
取付した後は試運転10分後に端子
の温度測定を必ずして緩みによる熱発生を私は確認します。

試運転を行い以下項目を確認します。屋内配線工事ではないから
絶縁抵抗測定まではしてもいいけど必要はないでしょう。監視盤の
電流値と実測を比較すると0.02Aの差がありましたがこの程度な
ら問題はないです。せっかくですからその確認もしておきましょう。
電流がもし0.5~1A範囲で上下する様であればVベルトなど駆動
関係に問題が発生してる可能性があるので回転してるファンの音
や振動の状態も確認されてください。電流値は大きさだけでなく変
動幅にも注意しましょう。
(Vベルト、ベアリング劣化、張り調整)
この程度のモーターなら電流の変動幅は0.1~0.2A程度です。

運転して10分後の取替後のマグネット温度ですが画面内MAXで
29.4℃ですから問題なしという事でこれで終了です。周辺より
高くなる原因は内部の電磁石による物で接点は正常では接触
抵抗は0Ωですから理論的には接点部では熱は発生しません。
何度が正常かという判断は普段の温度測定データーと比較
します。ただ室温が35℃と15℃の部屋ではパーツ温度が異な
るのは当たり前
でその辺の事も意識しましょう。今回の
取替が真夏ならば画面内MAX35℃とかになるでしょう。
私の管理経験では屋内盤内パーツが40℃を超えてる事例
はない
ので限界温度が60℃でも40℃を超えていたら注意
された方がいいと思います。(劣化進行発生という意味)

去年私が取替した11KWモーター用のスターデルタマグネット3個
ですがこの位の大きさが一番取替易いです。電気主任技術者と
言うならばこの程度は1時間もあれば取替できないと電気技術者
とは言えない
と思います。時々スターデルタ回路で絶縁をどこで
測定していいかわからない人がいるけど様は一次側UVWの端子
に電圧がかかるポイントに当てたらいいのです。参考までに!

三相は三線のどれかが接地なので接地相をまず確認します。
ユニットが盤上部にあり接地端子が近くにない場合に適当な金属
部でメガのアースを取るのではなく電源の接地相で私は取ります。
適当な金属部でメガのアースを取り、適当な金属部との導通が
あっても盤接地と接続されてないとそのメガ値は嘘なんです。
尚、対地電圧が200Vにならないのは最初に説明した通りです。
MCBの一次側は狭いので入れたままでマグネット一次側接地相
でメガのアースを取り、切れてるマグネット二次側で絶縁抵抗を
測定してる状況。私も最初この方法を業者がしてるのを見た時
は驚きましたが確かにこの方法でも測定できます。この測定器
でのメガ測定能力は250Vメガで40MΩまでですが通常100MΩ
はモーターはあるはずです。(水中ポンプは除く)

同じ理屈で単相三線式でも絶縁抵抗は測定できるのです。停電
作業で照明がなくライトを当てながら作業する時は確実な接地を
探すのが大変でこの方法ならば簡単に接地が取れます。現場で
作業する人ならこの意味わかるでしょう。下の場合は停電してな
い昼間に1回路だけメガをした場合ですがメガによる試験電流を
接地相の線に負荷電流と流してもLGRやELBは動作しません。
それはこのメガの試験電流が10μAと極度に低いからです。

で主張する関係上私と同じ測定器を使用した場合にこの方法
の安全性は見た通り大丈夫です。sanwa絶縁抵抗計 DG35a
DG35aは絶縁、電圧、電流が測定でき私の管理に欠かせない
同じ測定をするなら使用中のメガの試験電流を確認してね。

この回路の絶縁抵抗も40MΩ以上です。(125Vレンジ)

接地を取りMCB非接地側の対地間電圧は200Vです。結果から
三相電源から分岐した単相200Vというのがわかります。三相
の動力盤ではわざわざ単相三線式から単相200Vを配線する
必要はないです。ところで電源の接地相でメガのアースが取れ
るなら接地端子と電源の接地相の絶縁抵抗は0Ωでないといけ
ないと思いませんか?そこでBlogを見てる皆さんに納得して
もらうために実験してみました。どうしても解決できない疑問
を電源がトリップしても問題ない共用部で夜中0時に実験した
事もあります。私に反論する人はいても測定結果には何者
も反論する事はできないのです。結果を納得させられるのが
真の正解で傍観者の多数決意見ほど愚かな行為はない!


ではMCBが投入状態でそれの接地側と下接地端子との絶縁抵抗
測定をしました。ほら0Ωですね。電源の接地側と盤接地はつ
ながっているのです。だから電源側の接地相でメガのアースを
取っても接地が効くのです。
間違えて電源の非接地側にメガの
アースを接続してはいけません。これは私や貴方の様な電気に
ついて少しわかってる人以外はさせない方がいいです。カスタ
ム絶縁抵抗計の試験電流は≒1mAなので充電状態の回路に変圧
器経由で試験しても地絡LGRやELBトリップは発生しません。
MCBが入なのにメガのLINEを当てる行為を不思議に思われてる
でしょうが接地相に限り対地電圧は0Vです。

マグネットの頭が凹んでるので線間では200V確かにありますが
接地相に触れても感電しないのは対地間電圧0Vだから、三相
ではこの様に真ん中が接地でない場合あるので確認をしないで
作業すると感電事故もありえます。とにかく上測定でメガに200
Vがかからないのは同じ理由です。

上の実験ではメガの試験電流はこういう経路で流れて0Ωになった
のです。B種接地+D種接地の値はビルなら50ΩもないわけでM単位
から言えば0と同じ、この流れは機器絶縁抵抗は含まずメガのLINE
とアースを短絡したのと同じです。対地で接続されてるので電源
の接地相でメガのアースを取るのも盤接地で取るのも同じ
とい
う意味です。実際に電源の接地相を利用して機器絶縁を測定する
場合はメガのLを当てるポイントは切りでないと測定できません。
入りのままでは0Ωになってしまいます。なぜなのか今度は貴方
が考えてみてください。

休憩室にある流し台隣にあるコンセントの接地側からメガの
アースを取り流し台の絶縁抵抗を測定してみました。流し台で
すから接地はされてませんがもし接地がされてるならば0Ωと
なります。逆に言えば厨房機器で接地工事がされてるのか簡
単にこの方法で調べる事ができます。ああいうのは重く電源部
が本体裏に隠れて目視で確認するのがまず困難。又感電報告
にあっては同じ結線で今度は機器表面の電圧を測定すればい
いのです。接地と電路の関係を深く理解できる電気主任だから
こそ可能な小技です。同じ変圧器回路であれば電源の接地側
は共通ですから
隣のコンセントの接地側を利用すれば電圧や
絶縁がどこでも測定できるのです。これ三種を持っていてもイザ
現場では気がついてない方が多いです。検電器ではELBが動
作しない軽度の漏電(30mAELBなら15mA未満)ではB種接地
とD種接地のバランスによっては反応しないかもしれません。
検電器は100%漏電あるなしを判定できません。

検電器というのは人体を回路に利用する関係上100Vのコンセント
ならその全電圧に対して反応してるわけではありません。測定器
片方を指先で持ち非接地側の電圧を測定すると63V、この場所の
コンセントではこの63Vに非接触式なら反応しますがネオン式で
は点灯が僅かか点灯しないかもしれません。場所によって50V
を下回る場合であると非接触式でも怪しいという事ですね。人体
を導体に利用すると対地間静電容量が絡むので本来なら100V
であるはずの対地間電圧が測定器にはそれ未満でしか認識で
きないわけです。

検電器は人が指で持って測定するという条件で動作保障電圧
を定めてるので人体さえ通さないならかなり低い電圧でも反応
するという事になりますね。写真は線間電圧に反応してるだけ
ですが接地をクリップで挟んで充電部を測定すると理論的な
対地間電圧がかかるのでこれならテスターが今ない時に漏電
の状態の確認にはいいかもしれません。ネオン型は遊べるの
で私はこちらの方が個人的には好きです。

このマグネット接点は違う支店が管理する物件のビル電気主任が
12年経過のそれを取替された時のです。撤去品の接点を抜いて
みたら1個は欠けるてる状態ですが何も異状現象がなかったそう
です。こういう事例もあるので古くなるとテスターの電圧測定で
簡易的に接点状態を判定する方法(以前説明)もあてにはならな
いのかもしれません。ですから毎日使用&10年経過してるマグネ
ットはなるべく早い内に計画的に更新しましょう。

もし接点が欠けてなく表面が劣化してるだけなら新品取替までの
応急対策としてこういう方法もあります。これで更に10年使える
という意味ではありません。どうしても止める事が許されない機械
ではこういう方法か違う機械で重要性のない物を停止させそこに
使用可能なマグネットがあるならばCHANGEをしてでも電気主任
は対応をします。業者を当日朝呼んでも彼らも同じ困ってる顧客
対応があるので来れるのは最短で夕方ですから間に合いません
(EVや自動ドアなど毎月費用を払いフルメンテナンス契約して
るなら別ですが自動制御以外のこうした電灯盤、動力盤はまで
してる現場はまず珍しいです、ですから初期対応は電気主任)

マグネット取替してる暇もない10分以内に運転再開をすると
いうならこういう応急方法を私なら試します。
次回記事ではスターデルタの制御回路をマグネット3個を使い机上
で実際に組んでみます
のでその時に下の意味も説明しましょう。
できれば貴方も1個実売5千円ですがマグネットを3個購入されて私と
同じ様に組立てされてみてください。頭で理解してるだけではダメです。
★頭で理解しただけで実務が即できるほど私も貴方も天才じゃない

この三菱のS-T25というマグネットは私が管理してる現場でも使用
してるし接点構成が2a2bなのでいろんな回路を組む練習をするのに
最適です。なんでも学びには投資が必要で本気で電気主任業務を
これから目指す方はぜひ購入して自分で回路を組んでみる事です。
自らの手で作業してこそイザで条件反射の様に作業・対応できます。
物知り博士になれても何もできないでは意味ない、楽天でもAmazon
でも_三菱マグネットS-T25_で検索すれば、価格はSHOPにより違い
NETで購入すればかなり安く購入できるのです。不思議ですけど?

マグネット接点状態はわからないと冒頭で書きましたが実際は見れ
るんです。表面カバーを外しこの状態にしてラジオペンチで抜けば
ただいきなりでは元に戻せないと不安になるから普通はしないかな
職場の仲間の前でさっと抜いて大丈夫ですね。としたら誰もがこの
人電気に詳しいんだなと思います。
頼みもしないのに電気理論を
語ってもウザイと思われるけど必要な時に必要な事ができるという
のは自分の見せ場を作るコツです。MYマグネットがあれば家で練習
できるんです。職場での働き易さ向上の秘訣は仲間ができない事を
1個でも多く作る事です。これ何でもそうです。貴方ができる事を何
でも教えるのもいいけど逆に事故を起こす可能性がある事はさせ
ない方がいいです。この行為も電気担当専属の点検方法です。

マグネットコイルの抵抗を測定すると正常ではこの程度あります。
こういう物は使用不能になると0か∞表示になるのでマグネット
本体の故障はすぐわかりますが私の経験ではこういう事例は
ありません。100Vのコイルに間違えて200V電圧をかけたとか
しか思いつきませんが劣化・故障するのは接点部分です。前
GHP修理する業者のお仕事を見学してたらマグネットコイル
の線を外してテスターで抵抗を測定していたのを見て覚えま
した。とにかく壊れたら0か∞表示になります。

家にあった三菱の5.5KWのマグネットでも測定してみました。

日本電機工業会においても10年以内ならば接点の開閉回数で
まだ使えるという判断はできますが10年したら開閉回数に関係
なくマグネット取替を推奨されています。
接点不良は主接点であれ
ば最悪停止状態からの三相単相運転でモーターを焼くか補助接点
で発生すればモーターが始動しないなどのトラブルとなります。
マグネットは蛍光灯と同じ消耗品ですから放置したまま故障に遭遇
するのはある意味電気主任技術者による人災と言えるかもしれま
せん。結局はその時混乱する事になるのは電気主任です。

今回取替したマグネットは5000円以下ですがこれを業者(盤屋)
に依頼すると最低5万円はかかります。ビル全体ともなればすぐ
1000万円は必要です。違う支店で7個取替してもらったら18万円
かかったそうです。儲かってないビルオーナーでは故障徴候がな
い物を事前に高額取替するのは拒むケースもあるので部品だけ
購入してもらい重要部分だけを電気主任が取替する提案をすれ
ばオーナーにも喜ばれる、社内での評価も上がると思います。
貴方がいくら本で勉強して賢くなってもこういう具体的な策を提案
し実施しないと現場の質は何も向上してはいかないのです。

絶縁抵抗測定(保安規定により)

絶縁抵抗測定は保安規定で年に1回は実施しないといけません。
主幹メガを実施、この場合は主幹で20MΩですからすべての
子回路も20MΩはあります。
_絶縁抵抗測定は法定値以上ある
かを検査するのが目的で子回路もすべて20MΩと記載しても構
いません。_22回路分の検査が1測定で終了可能。この方法
は毎年停電作業でお世話になっている電気保安協会の人から
も"その通りです”とありました。_多いミスの一つに試験後の
子回路の1個入忘れでテナントは笑って許してくれません!
YES!_できるだけ絶縁抵抗測定時の回路操作は最小限に
すべきです。


単相三線式からの単相200Vは対地電圧は100Vのため絶縁法定値
は0.1MΩ以上ですから念のため!三相は二次側が通常デルタ結線
対地電圧200Vだから0.2MΩ。_★対地電圧により基準値が異なる★
単相三線式盤と三相動力盤を一瞬で見極める方法、言われたらあ
たり前ですが電験三種を持ちながら意外と気づけない方もいます。
両方共に主幹配線は3本ですが子回路を見て線が2本の方が単相
三線式盤で、三本が三相動力盤です。

私が勤務する職場では単相三線式盤の絶縁抵抗測定をする時に
間違えて500Vメガをしない様に今回使用してる100V専用メガで
測定するルールになっています。_同時に充電金属部変色、焦げ
異臭なども確認の事_★絶縁抵抗測定は機器を接続状態で実施★

絶縁抵抗測定の結果表は1テナント事に記載してもいいけど主幹
メガ判定でするならば10テナント分を表1枚にしてスマートな管理
も可能です。

今度は違うテナントの盤で実施、同じ様に主幹のみ切り測定を
しましたが0.45MΩしかありません。子回路としてはこの値より
低い回路はないので法的には合格ではあるのですが1MΩ未満
の回路は更なる劣化で法定値を下回る可能性が将来あるので
私は原因回路の特定だけはしています。_新設時は100Vメガ
で20MΩあるのが常識ですから、その点では法定値をクリアー
してるとは言え、今後のためCHECKは必要と判断します。
この時だけは子回路を触るのは仕方ありません!

上は対数表示の目盛りになっています。

左列をすべて切った時に主幹メガが20MΩ以上ですから必ず
原因は左列の子回路のどれかです。
_子回路を1個づつ測定し
たりしなくてもグループ単位で測定していけばいいのです。

あっという間に6回路に絞れました。

原因は左列上から6番目の回路でした。5分もあれば原因の特定が
できます。_念のため単独で絶縁を測定しましたが0.5MΩで理屈と
も合います。この様に盤主幹で20MΩが達成できないのは絶縁の
低い回路が必ずあるのです。
_それがなければこの盤は100Vメガ
にて盤主幹で20MΩ以上あります。

こういう≒0MΩとかではどこかの電源配線などが破損しています。
メガはMΩ(100万Ω)単位なので小さな値は指示できませんが
通常は対地間との絶縁抵抗が完全0Ωにはならないです。もし
そうなら対地間と短絡してMCBでも即切れてしまいます。です
からこんな低い値でもMCB回路ならば投入状態で使用できて
しまうのがほとんどなのです。_0.1MΩとは10万Ω、僅か100Ω
しかもしなくても対地間では1Aしか流れないためMCBでは切れ
ない、もちろんそうなる前に変圧器LGR警報が動作します。

これから現場実務を目指す方にアドバイスするとこんな目安になる
のは覚えておいてね。メガ測定は最低基準値さえあれば理屈では
合格だけど問題はその後の劣化変化?_新設時から0.1MΩなん
て回路はないのです。
自然経年劣化のみで20MΩから0.1MΩまで
絶縁抵抗値が低下する事は絶対にありません!0.1MΩになった
には自然劣化以外の原因があります。★私は内線規定の"1MΩ以上
が好ましい"を支持します
★_出入の電気工事業者さんも"1MΩを割
ってると法定値までいつまでか?という感じになります"と言われて
いました。

気をつけてほしいのは電源装置や制御機器が絡む回路については
メガによる絶縁抵抗測定を私はしません。後で不具合が発生した場
合はそれが保安規定上必要な行為であったとしてもその事でテナン
トが納得するわけありません。基本貴方を雇用する会社が弁償です。
他人様の機器に測定電圧をかける以上はただ測定すれば良いとい
う意識ではダメ!
_事前にMCBにマークを入れておき、その回路だけ
は活線状態でI0を測定して1mA未満である事を確認します。_0.1
~0.5mA程度ですからその値を記録用紙には記載しておきます。

家庭で定期的に業者が訪問して実施される漏電調査でも、メガ測定
が困難な場合はI0測定法をされる
ので間違いではありません。
某証券会社本社システム課から電話があり"当社の支店において
絶縁測定をされるならもし故障した場合は全額弁償保障する承諾書
に同意しなければ作業は許可しない"と申し出があり、I0測定方法
で行う以外はないです。_経済産業省の電力課みたいなとこに相談
したとこで自主保安体制の性格上、そちらで上手くしてください。と
言われるだけ、完全に"面倒な話に巻き込むな"と逃げですからね。
保安規定上、絶縁抵抗測定は原則必要なのですが、何でもお構い
なしにメガをされるというのは現実一考すべきです。

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メガの電圧を検電器にかけて点灯しない時はメガが壊れています。
ずっと測定結果が∞表示では、電池CHECK~操作間違いなしでも
故障していないか?私は疑います。_正規電圧が出てるかどうか
?は通常メガでは自動確認していない_現場で簡易的に確認する
時に私はこうしています。_今回テスターで実際にメガ電圧を測定
してみましたがこの方法でも確認可能(メガの示す10MΩとはテス
ターの電圧レンジでの内部抵抗)_メガ測定結果が30連続∞表示
としたら故障して単に針が振れてないんじゃないの?
デジタルメガでも出力電圧位は確認した方が良いのでは?
絶縁抵抗をする場合は機器故障以外でも電気の事を全然わか
らない人にさせるのはこうした意識0なのでしてほしくないです。

絶縁抵抗測定の試験電流の流れ程度は電気主任技術者として
仲間に説明できる様にしておかないといけません。_絶縁抵抗が
20MΩとは緑破線回路の電気抵抗が20MΩという意味なんです。
ただきちんと接地と接続されてない状態でメガ値が∞表示を示し
てもそれでは試験回路を構成してないわけです。_盤の接地
機器接地、変圧器のB種接地らはすべて接続されている
理解
も大丈夫ですか?_"接地が効いている"とはそれらの回路と接
続されているという意味です。

メガのアースリードを盤の扉の適当な場所に接続してそこと盤の
どこかのネジの頭でメガをして0Ωだから接続良しとされる方がい
ますが、それは単にその2点間の導通を見てるだけで前述した
★接地回路とメガが確実に接続されてるかが重要なのです★