今回発注した三菱製はNEWバージョンとなり大きさが少し小さく
なっているのです。そのため付属のスペーサー使わないと盤に
ネジ穴を作成しないと固定ができません。(モデルChangeした
ばかりだからそれが今は無料だそうです)又空間が狭いのとこ
の盤がかなり硬いためネジ穴作成作業はできれば避けたいで
すね。

私はこれまでFuji電機のマグネットしか扱い経験がなく初めて
三菱製で作業しましたがこの会社のマグネットは全面にカバーが
あるのでまずこれを慎重に外します。

今後接点状態を確認するなら更に全面を外せばコンタクト部分
も露出できます。通常これはされないでください。

今日は5.5KWの自動交互運転をする2台のマグネット交換を
行いました。
これはCTで電流を読んで過負荷時は回路を止める電子制御
なのでTHRはありません。
新しい現場の動力盤ではほとんどがそうだと思います。

写真では主電源のみですが忘れずに制御電源も切る事!
後2本以上の接続グループは各テープでまとめておく。
尖った端子部分で手をケガしないのだけは気をつけます。
ただ今回はすべてのネジがガチ硬くインパクトドライバー
でないと緩める事ができませんでした。
業者によっては施工後に緩んでは嫌だから機械でガチ絞めし
てるケースが稀にありそういうのは手では男性でも無理です。

BACKをハンマーでリズムをつけてカンカンと叩けば硬いネジは
外す事ができます、ゴムハンマーではダメで金属ハンマーでワ
ンショットで強く叩く!小刻みにではなく押さえつける様に
カンカンカンです。(打撃を回転力に変える仕組みなので一瞬の
強い打撃が有効)その他ではドアクローザを交換する時とかに
硬いネジで使います。ただ方向性があるので回転方向だけは
叩く前に確認します。★緩める時は必ずLの設定になる。
自分の100%で回してもネジが外れない時はすぐにこれを使う事!
更に大きなドライバーとかでなんとしようとしたらたいていネジ頭
がつぶれて取れなくなります。というのはすでに最初の段階でねじ
頭が少しつぶれているケースが多く、大きなドライバーは力は以上
かかるけどネジ頭のかかりが悪いのでそうなると余計に頭がつぶれ
る可能性があるのです。>何でも力まかせではなく 技術者は冷静
に考えましょう。

取付時は奥のCOILだけ先に接続して行います。先に本体固定
すると狭いため指が入り難くくそういう無理で指先をケガす
るのです。

最後に下配線を接続します。
すべて接続が完了したら自分の100%力で絞めてから配線を
実際に引っ張り緩みや動きがないか確認をします。
手動運転を行い運転状態の電流やマグネット二次側の電圧
が毎月の定期点検の値と比較して異常なければ自動モード
にして作業は終了ですね。
(マグネットの一次側やMCBの二次側で電圧測定は意味ない)

取付のネジ穴を作る手間を惜しまないならばここで必要なのは
補助接点が1個だけなので1a以上のマグネットで5.5KWを扱える
ならばどこのメーカーのでも代替で使用はできます。
(COIL電圧も同じ事)
ただ電気容量の大きなマグネットでは端子まですべて交換が必要
となるので交換はなるべく同一製品で行うのが最善です。
★こういうマグネット交換で注意してほしいのは写真はすべて黄色
の配線で施工されています★
いきなり青とか色の違う配線が接続されてある場合連動する別の
機械の電気回路に接続されてる可能性があります。
(配線がすべて同色なら絶対にその盤単独という保証はない)
それに200Vが来ていて感電事故という意味で事前にシーケンス
図面を見てその辺の接続状況の確認をしてからマグネット交換をする
のが正規手順です。
取替前に図面を見てどこの何が変わるのか頭に入れておく事!

機械Aのマグネットが投入されるとNO(a接点)がONとなり機械B
のマグネットのCoilに電圧がかかり機械Bが連動運転します。
こういう場合機械Aにある主電源、制御電源を切ってもAの
マグネットの赤線下には200Vが常時かかっているのです。
特に空調ではこんなのが多いため注意されてください。
つながりがわかっているなら最初にこの赤配線を抜くのです。
電流が流れてなければ電圧があっても配線を抜く事で短絡
やアークは発生しません。すぐにテーピングをします。
あれもこれも機械を停止、電気停止はできないのでこういう
方法で現場では連動回路を遮断をする事が多いです。

各現場の電気担当の方も10年を経過したマグネットは順次交換
していくべきでこういう物が故障してから取替してる様では遅い。
マグネットは蛍光灯と同じ消耗品です。
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