2月に私が担当してる現場の停電作業があります。停電作業ではビル利用
者及び設備に被害があってはなりません。★段取りと事前連絡の徹底がビル電気主任
は最重要です。銀行や証券会社に停電通知をする場合は受電を開く時間ではありま
せん★何があって時間ズレが発生するかわからない★
受電52Rを24時に開くならば、それらは停電前の23:30にJUST時間で手動で停電させ
ます。復電時間は早いケースではまずトラブルはない・停電は遅れると業種によって
は後で大変な苦情騒ぎになります。ビルテナントにはいろんな業種の会社があるので
各特性を考慮して場合によっては手動での停電というのも必要です。テナントレベル
ではLBSではなくMCBを開放です。
停電作業当日に絶対に1分のズレなく52Rを開くとは・意外な原因でできなくなる事
があります・ですから受電停電は5分前後の変化が発生しても問題ないテナントだけ
で充電状態で52Rを開放すべきです。
後10分で停電・ビル警備から連絡があり~A社がまだ退社していない。部屋に行く
と照明は点灯してるが無人状態???受電停電は必ず全テナントが退社を確認して
からでないとできません。逆に事前に通知してるのに、今日は無理と怒りだしたり
人が絡む作業は何があるかわからないのです。
一度だけ業者が停電作業を1日勘違いしてる事がありました。それら自分のBAT経験
を教訓として、ほとんどの事は今では想定しています。電験三種のお勉強ではそう
いう事は教えてくれません。★日々が未来の自分のための勉強です★
停電作業の状況の確認も重要ですがビル全体の電気を止める★つまり時間★という
事も十分に配慮しないといけません。後ですね非常用発電機を事情で停電中に稼働
する現場では事前に1時間程度運転して、冷却系統のTICが正常に機能するか確認
しておきましょう。いつもの月1の5分運転ではその確認ができないままに発電機
を停止させているのです。オーバーヒートで発電機重故障があってはならない。
もしそうなれば、今更その時点で業者を呼んでも間に合わない・バイパス弁を
開けて強制冷却するしかないです。これも実は実際に発生した私の経験です。
常用と違い非常用では通常は停止、全閉してるのでイザではそれらが動作しない
という事はありえます。特に15年以上経過してる設備ではね。
そういう事が発生して被害が発生すると後で会社上司やビルオーナーから必ず
確認したのかと責められる。いつ確認すべきか★前日ではなくて直前がいいと
思う。1日前なら何かあれば業者対応できる!確かに。。。ただそういう時に
限り何も問題が発生しない事が多い。世の中上手くならない事が多いです。
だからトラブルは嫌、確認した事実を作るならば私は直前がいいと思う。
ここら辺はその現場のビル電気担当の裁量と判断です。<