2022年1月16日日曜日

今月の変圧器B種接地電流測定をしました。

毎月1回変圧器B種接地電流測定はしないといけません。
正常なら値は前月とビルでは変わりません。ただ動画で
説明した様に同じ日、同じ時間帯で測定します。


漏電対応や保守点検で私が感じた発見も説明しました。
尚管理基準の50mAは一般的に漏れ電流という記載しか
ありませんが、絶縁という扱いで考えればそれは抵抗分
漏れ電流I0rです。ただすべてのビル管理現場でI0r測定
は困難なので、通常のリーククランプでも大丈夫。
それは変圧器B種接地電流が100mAを超える状況ではI0≒I0r
となるからです。従いホームセンターで販売してる1万円
のクランプメーターでは、変圧器B種電流測定には適しま
せん。最低限、私が動画で使用してるリーククランプで
行ってくださいね。有効レンジの関係で0.01Aまでしか
表示できないクランプメーターでは99mAも0表示更に
動力変圧器の様に高調波が多くなる傾向の変圧器で100mA
であった、ですがノイズカットすれば35mAならばその
系統は異常なしと扱えるのです。