私の体感では今年は過去5年間で一番暑い夏★単にOA温度が40℃に近いだけでなく湿度が
70%超な状態です。その湿度では23.5℃でもあまり涼しいとは感じれない。人が快適に至
るには温度と湿度の両方が満たされないといけません。目安は不快指数一覧表で確認しま
しょう。私の現場ではその値もお客様への説明に用います。熱源が老朽化で空調機に10
~12℃の冷水が入れなられないビルで快適冷房は不可能だね。いくらアネモからの風量
をUPさせてもほとんど効果ありません。そこからのSA温度が15℃超えではね!
セントラル冷房をしてる商業施設ではこの時期★冷水バルブの開度は100%★です。
TIC制御はほとんど意味ないとも言えます。エリアのCO2濃度が1000ppmを超えない
範囲で空調機のOA量を絞りましょう。高級空調機ではRAのCO2濃度を監視しながら
OAダンパーを可変する設備もあります。
SAモーターの電流が50A⇒45Aとか下がれば電流値でもOA量が減ったのを確認
できはします★この時期の取入れ空気OAの持つ熱量はかなりなのです★
OAが35℃超えでは全熱交換器の効果もほとんどありません。この時期の空調の
冷えない対策ではまずはOA量を絞るのが最善であります。