2024年7月21日日曜日

猛暑時期の冷房運転注意点

私の体感では今年は過去5年間で一番暑い夏★単にOA温度が40℃に近いだけでなく湿度が 70%超な状態です。その湿度では23.5℃でもあまり涼しいとは感じれない。人が快適に至 るには温度と湿度の両方が満たされないといけません。目安は不快指数一覧表で確認しま しょう。私の現場ではその値もお客様への説明に用います。熱源が老朽化で空調機に10 ~12℃の冷水が入れなられないビルで快適冷房は不可能だね。いくらアネモからの風量 をUPさせてもほとんど効果ありません。そこからのSA温度が15℃超えではね!

セントラル冷房をしてる商業施設ではこの時期★冷水バルブの開度は100%★です。 TIC制御はほとんど意味ないとも言えます。エリアのCO2濃度が1000ppmを超えない 範囲で空調機のOA量を絞りましょう。高級空調機ではRAのCO2濃度を監視しながら OAダンパーを可変する設備もあります。

SAモーターの電流が50A⇒45Aとか下がれば電流値でもOA量が減ったのを確認 できはします★この時期の取入れ空気OAの持つ熱量はかなりなのです★ OAが35℃超えでは全熱交換器の効果もほとんどありません。この時期の空調の 冷えない対策ではまずはOA量を絞るのが最善であります。