2024年5月27日月曜日

ビルで使用されるモーター

ビルで使用されるモーター★排水関係で5.5KW・排気ファンで7.5~18.5KW・空調機では 18.5~37KWの適用例が多いです。5.5KWまでは直入れ、7.5KWは負荷次第で直入れも有 7.5kWを超えたらスターデルタですね。インバーター電源はコストが高く採用されると すれば空調機です。全負荷電流が流れる様な負荷選定はされない、65~85%です。私は これまでいろんな現場のモーターを見てきたけど、全負荷電流で運用されてたモーター は1台しかありませんでした。ただその値までなら問題はないです。厳密にはその製品 のメーカー資料を確認、微妙に違いはあります。
3.7KW以下のモーターは専用小型モーター、用途は無限という感じかな。一般用途ビル はモーターは5.5KW以上と考えてもいいです。排水ポンプ5.5KW、空調機18.5KWが 多い様に感じています。とりあえずその2個の全負荷電流を暗記しておいたらどう? 動力盤の運転電流を見た時、どの程度の容量のモーターか大雑把に察しがつきます。

モーター力率、起動瞬間は0.3程度、回転数が上昇して負荷が乗る事で0.8~0.85程度 になるのです。よく言われるP=VIcosθですが、cosθは放物線を描く変動値です。

駐車場の照明器具故障、今の時代はバイパス工事で1か所15分もあれば修理 できます。ビル電気主任をするならこれ位は楽勝でないといけません。 旧式のコンバーターLEDでしたが片側電極式LEDランプにしたわけです。 見た通り地下で窓がない、電源を切ると真っ暗になるので活線でしか スムーズに作業できません。活線作業をする場合は電気工事士+低圧電気取扱講習 も受講されてください。★活線作業は実は法律違反ではありません★