時々電気が止まりました★という報告がテナントから来る事がある・主幹のみELBの全停電
は漏電だから・ここでは電気の使い過ぎでMCBがトリップケース。特に着任したばかりで各
分電盤の場所さえつかめてない電気担当の場合・分電盤を見れば50回路・線があるのに切れ
てるMCBが7回路あったとしましょう●電気がこなくなったコンセントでまずテスターで
確実に0Vを確認します。(MCBに行先表示のないケースは時々ある・図面もない)
次にそのコンセントを2間をジャンパーさせる・分電盤内の切れてるMCBの二次側から
テスターで導通試験をすれば該当回路はスムーズにみつかります。私も時々この方法で
調べます。ただ★この方法は普段から測定業務をしてる方限定です★電験三種所持者
でも電気を扱った事がない方は厳禁です。
難しい回路計算ができる・電気の知識だけがある=電気事故を起こさないわけではない
年間の電気事故が届け出ある分で1万件を超えてる現実・後で思えば・なぜそんな行動
をとも思える電気事故ばかり・・・
電圧確認しないで・電圧ある回路のコンセントでジャンパーさせたら=短絡だからMCB
はトリップするでしょうが・ほぼ瞬間的にバチと火花が出てコンセントは焼損します。
又その行為をしようとした時に・電気のあるコンセントでテスター導通試験をしてしま
い短絡事故を起こす・本当、された事がない人に・一人でさせたら何を起こすかわから
ない●これは9年の私のビル管理経験から断言します●
一応電気主任は国の法律で電気扱い適合者でしょうから・私の方法を記事にしました。
ビル管理の現場に・回路を調べるあのツールなんてありません。大手の電気屋さんとか
時々持っておられますね。
コンセントの電気が止まった・場合によってはそこでしか電気が取れない配置で
大至急電源を生かさないといけない事もあります・現場のその時の状況は事前の
マニュアルでなんとかなる物ではない・その状況に応じて電気事故を起こさない
様に★臨機応変に対応してください★
わからない仲間にはさせない・頼まない・それならわかってる自分がする・
ビル電気主任をする場合はそういう精神で当面・働く事をお勧めします。どうせ
貴方しか電気をわかる物がいない状況がほとんどのケースですからね。
わからない人ほどやたらとマニュアル物をほしがる・そして単にその通りだけ
すればいいんだと一瞬理解で済ませてしまう・そこが怖いのです。
現場責任者として・何をどこまでもマニュアル化するかは・要検討事項です・
特に第二種電気工事士の資格もない設備社員がいたら・そういう人に分電盤を
開いて・何かを絶対にさせてはいけないし・そんな指示を出してはいけません。
私は社員には★メガ測定は第二種電気工事士以上の資格がない者は禁止★を
例外は認めないで・禁止事項としています。とにかく何かの低圧電気対応で
・ビル管理社員がテナント先で電気事故を起こ
す事はあってはならないのです。