実は今日近くの支店設備の方が私のBlogを読んで記事内容について
今日は支店の人ではなく職場の20~30代の仲間と勉強会の2回目です。
図面でわかったつもりでいても実際に扱うとなると自分で同じ配線を組ん
でみるしか身につきません。今日は正転・逆転のモーター回路です。
まず正転側のマグネットに接続されるモーターの配線をこれとします。
あくまで正転・逆転についての勉強会ですから配線の色とか実際はTHR
が必要とか細かい事は今回は無視していますので注意されてくださいね。
今日の記事から読まれた方又はこういう物を扱った事がない方は前記事
を先に読まれた方がわかり易いと思います。
正転側マグネットのR相の配線は逆転側マグネットを通してT相に接続され
ています。つまりS相はそのままでRとT相の結線を逆にする事でモーター
を逆転させようというのです。2線を反転させるのはどれでも構いません。
これでモーター側の配線は完了です。もちろん操作回路がないのでこの
ままでは動作しません。押しボタンSWがなかったのでここで終わるつもり
でしたが一人から前みたいに1個のタンブラSWのみで正転・逆転できませ
んかという提案がありそれは私も考えてなかったので検証してみました。
こういう場合あれこれ考えるより実際に組みながら修正していくのが楽しい
わけでまずは両方のマグネットコイルの各片側にモーター回路から給電
する配線です。制御は片切りで行うためこれは共通配線としました。
とりあえずは正転マグネットを動かすためタンブラSWを取付けてみました。
タンブラSW入で正転マグネットは投入されるがb接点があるので逆転
マグネットは動作しない、タンブラSW切なら正転マグネットは動作して
ないのでb接点はONだから逆転マグネットは投入されると安易に私は
考えたのでした...でもなんとなく何かおかしい予感がしました。
これではマグネットは常にどちらがが投入状態となるので停止させ
る仕組みが必要だけどマグネットにかかる片方端子を無電圧にす
ればいいので私が指で示してるこの部分にタンブラSW切を挿入す
れば解決ですよね。
マグネットを両方入切するSWをつけたので再度下のタンブラSWが切り
なら①には電圧はかからず②の電圧はb接点を経由して③まで行き
逆転マグネットが投入される、逆にタンブラSWが入ならば....と考え
たら重大な欠陥がある事に気がつきました。貴方も気がつきましたか?
互いに動作をb接点で制限してないという以前の問題です。
やはり1個のタンブラSWでは無理なのでもう1個必要となります。
逆転マグネットのb接点経由で正転マグネットを投入させる回路
を作成しました。
正転マグネットのb接点経由で逆転マグネットを投入させる回路
も追加したこれならば完成です。
結局は一般的に言われる正転・逆転回路となりタンブラSWなので
自己保持がいらないというだけの事でした。