2016年1月11日月曜日

電気主任技術者 トイレLED可作業

会社に提出した今期目標で"自分のできる事で会社に貢献する。"
を書いているのです。
後残るビル内のLED可はトイレとバックヤードが残っていて
業者から見積が来ていましたがもちろん百万円単位です。
バックヤードは一部足場が悪いとこがあるのでビルの全トイレ
のLED可を私一人の力でしようと技術部長に進言したの
職場の人を巻き込んでは文句を言われたら嫌ですからね。

トイレは今ブース内がFDL18W、外がFHT32の蛍光灯のダウン
ライトなんだけど様は器具交換だけの話で難しい話ではなく
1個15分で交換、1箇所のトイレで1時間少しでできるから後は
その箇所数を掛け算したら十分可能な話です。
今回ここでの記事のため1個LEDに交換してみました。
これがLEDで本体と電源部分に分かれています。

電源の差込は100Vならば非接地側がL1で接地側がN
郵便局のマークみたいなのがアースです。
通常ビルのトレイの照明だけはたいてい100Vなんです。
でもボルトフリーなのを考えたら極性は関係ないと思う。
だって200Vは両方共非接地ですからね。
ただもし後で不具合が出たらまた器具を下ろすのは嫌
なので100Vの場合はきちんと指示通りに接続しました。
又不具合があると電気を知らない人ほどそういう指摘を
して来るので覚えておいてね。

まず既存のFDL18Wの蛍光灯器具を撤去のため下ろしました。
ストッパを外しただけではすんなりといかないので少し回しながら
固着してるので力任せに引き下ろすと天井ボードが壊れる!
壊せば貼替に数万円かかりそんなのなら"するな"と上司に
怒られて終わりとなり、とても後味の悪い結果となります。
作業による破損事故は絶対に起こしてはいけません。

元電源を切ると真っ暗になるのでそのまま活線作業で交換!
だから配線はペンチで1本づつ4本を切断します。
送り配線なので後のブースはすべて切れてしまいましたが
ブース外は点灯してるので作業には支障なし
送り配線を切断した時に極小さな火花が出ますが大丈夫です。

活線作業は電気工事士資格と低圧電気取扱特別教育を受講して
れば違法ではありません、以下内容で活線作業の授業あり


電気が生きてるからすぐにテーピングをします。
取付時に金具に当たったら今度はバチンとガチな火花がでます。

L1だけど黒は非接地側のはずだけど一応は検電器CHECKして
点灯を確認して2本挿入しました。
黒は非接地だから挿入する時、金具に絶対当てない様に!

同じ被覆を剥いで残りの接地(緑)、マイナス(白)を接続します。
手袋作業はやり難いので接地とマイナスは触っても感電しない
からとここからの素手作業はしない方がいいです。
脚立の上での作業なので自分が一番得意な物で線は剥いてね。
私はカッターナイフで線を剥くのがガチ得意なのです。
でも切れる電工ナイフがあるならそれで一般的にはされた
方がいいです。

★枠を天井ボードにしっかり固定します。
落下して使用者にケガでもさせたらゴメンでは済まないので枠
の取付だけは絶対に手抜きをしてはいけません。
一般の方の頭の上に落ちてケガでもし警察ざたにでもなったら
もうその会社にいれなくなるなるでしょう。
でもどんな作業をするのでも同じ事で自ら行う行為にはすべて
それなりの責任が発生します。

だからって何もしないでは何のための電気主任なのですか?

LED本体を枠にカチと押し込めば取付は完了です。
LEDを直接撮るとこういう感じになっていますが実際はこんな
色温度が5000Kの昼白色ではなく3500Kの色
でそれほど違和感
もないです。
色も明るさも今は自由に選べるのでパーツ購入する時に既存電球
の色温度(K)をよく確認しましょう。
これなら楽勝なので脚立で届くトイレLED可は私に任せて!
1回に1時間当てるとして毎日休みなくすれば10日で私一人でも
できるでしょうが1ヶ月のプランでゆっくり行うという事になりました。
するとすれば朝7時からの早朝になるけどまあいいです。
絶対数してると天井裏で何かの不具合とか見つかるのでそういう
想定外も考慮してです。

照明器具の知識として電気主任はこれは暗記しておきましょう。
これ知ってるととても便利な時があるのです。
別に電気主任だからとこういう事までオーナーがしなさい
は絶対にありません。
ただ今回は私の個人的満足のためにしたいだけですから!
自分の手でした物が見える形で最低でも今後10年は残る
のは価値があると思うからです。
でも今後は蛍光灯からLED可は避けて通れないので電気主任
もする機会は増えるでしょう。

安定器交換の半分時間で可能ですからぜひ挑戦されてね。

実際直管40Wので安定器不良では私は安定器交換工事はもう
しません。

バイパス工事をして直管のLED可で対応しています。
そうすれば10年は基本電球交換もなく危険な安定器も撤去
してるから安心して使えます。
直管40WのLED可工事はテナント中と共用部分を含めたら
去年は15回はそれに変更工事を私一人でしました。
私的にはもう安定器を交換なんて時代ではありません。
直管40W方法は⇒LED化工事参考

ホームセンターで売ってる安定器のある照明器具にそのまま
取付可能なLEDランプで代用しないでください。

あれは安定器が故障すると駄目になるし器具劣化で安定器
から煙が出る事故が稀に発生してるのはご存知でしょう。
電気主任がした作業でそれだけはするべきではありません。

ダウンライトはとにかく今回の用に器具一式交換です。
又ダウンライトも代替LEDというのは使うべきではありません。
元々の既存製品の取説には指定外のランプは使用禁止と
あるのにあえて代替LEDを取付する物が販売されてるのは私
は疑問に思います。
それでもいいのかもしれないけどお仕事ではそれで何かあると
必ずそれを鋭い人から指摘されるのですべきではありません。
直に電源配給なら問題ないけど安定器など何かの電源物が
ある場合それが一番のトラブルネックと言えます。

ある店舗がダウンライトを代替LEDにしたら最初は良かった
けど数日して点灯しない事があり、既存器具メーカーに相談
したら"指定外の電球取付は当社の責任の範疇ではない"
と言われたそうです、当然ですね。そうなるんです。
(蛍光灯器具は指定の蛍光灯を使う想定でのみ設計されてる
後の違うランプ取付はすべて使用者の自己責任なんです)

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作業台グラインダー真上の照明が点灯しないと機械担当
から言われたんだけど"とにかくすぐ点灯して"と言うから
一応SWカバーを外して検電器で当ててONさせても二次側が
点灯しないのでSW故障...仕方ないからジャンパーで強制
点灯させました。

大昔の方が仮設で設置したのですが回路を調べるのが面倒
なので活線で行いました。
互いに当てない様にして被覆はど真ん中をカッターで切断。
ズレルと短絡するので注意!
ドリルでコンクリに穴を2個開けてプラグを打ち込みこの穴
にビスを利用してMCBを取付しました。
刃先さえコンクリート用ならば手で前後に叩く様にしたら
振動ドリルでなくてもコンクリートに穴は開けられます。

最後に下をビスで固定して完成ですが自分らしか利用しない
のでこれでいいでしょう?