2015年12月12日土曜日

電気主任技術者 電気作業打合せ

12/18の深夜電気作業の最終打合せをしました。
長期休止中であった1000KVAの変圧器を耐圧試験の後に
使用中の22000V変圧器2台と並列運転させる作業です。
小さな電気工事屋では何もなくいきなり作業されますが
さすがにメーカーとなれば施工計画書を自ら作成されて
その内容について今日は私に同意を求められました。
貴方が電気主任技術者となられたなら同じ様な場面は
発生しますから雰囲気だけでも覚えておいてくださいね。

まず手順書だけど電気主任技術者と打合せ、ご指示の元
とある様に電気主任はギャラリーのごとくただ業者作業を
立会するだけでお給料をもらえるわけではありません。
特に打合せ、ご指示の元となる部分はそれで間違いが
発生したら業者が作成した工程であっても電気主任にも責任が
発生するわけなのでこの文言がある各工程については特
に理解し自分でも空操作でシュミレーションを事前にしておく!
もしそれが好ましくないならなぜか?又代替方法をどうするのか
代替方法を提案できない否定はプロとしてされてはいけません。

当日の作業スケジュールでトラブルがなければ急ぐ事もなく
作業を確実に進めていきます。
TBMとはツールボックスミーティングといい作業前の安全作業
についての確認を行いますが電気主任技術者は保安監督で
ある以上は作業による感電、けががない様に先頭となり作業員
の前で安全作業についてお話しをしないといけません。
当日は緊張感を持ったお仕事のムードが生まれる様に電気主任
としてキメてください。(事前にスピーチの内容を考えておきます)
今の時代は作業前の電気主任によるTBMは常識です!

たとえば停電作業において安全作業とは何か?
それらは電気に係る者なら誰もがわかってる事だけどそれが
できないから労働災害が起きるので下の様な書面を参考に当日の
業者へのスピーチ内容を考えます。
電気主任技術者とは工事、維持及び運用に関する保安の監督
と法的にも明記されてる事は忘れないでください。
保安とは身体や財産などを危険から守り安全な状態を保つこと。
不慮の事故や天災から守ることです。

けして機器の調子や安全を守るだけが電気主任のお仕事ではなく
言うべき事はきちんと他人に発言できないとこのお仕事はできません。
人への安全を軽視した他人の運用を許可してればいつか他人により
自分の立場が危うくなる時が来ると思います。

★業者の監督がTBMをされてもそれはそれとして電気主任の立場としても
必ず後からTBMをされてください★
業者がしてるから電気主任は立ち見で後は業者にお任せ現場って意外
とあるのではないでしょうか?


スケルトン上で注意事項は別氏でわかる様にしてあります。
文字や口頭では勘違いがあっては大変な事になります。
感電死傷事故や労災事故は互いの認識不足で発生するのです。
今回の作業員名簿の責任者は19才から現場作業を始めて
35年もされてるガチベテランでお会いできるのを楽しみにしています。
できる人のお仕事ぶりから何かを学びたいのでMEMOを片手に
勉強もさせていただくつもりです。
普段の中で疑問点もあるのでそういうのも含めて学べる機会
を逃しては最大の損失なんです。
こういう時こそ真の経験値を高めるチャンス!
どんな高額な解説書でさえこの一つの経験の方が価値がある。

今回の変圧器の3台運転について理論上も問題がない事の
理由書でメーカーはきちんと安全確認ができない作業は絶対
にされません。
私もこの検証はしていましたが最後の2個は知らず良い勉強
になりました。
実用的な現場での指針というのは試験勉強程度では何を
どう適用していいかわかりませんがこういうので学ぶ事で
将来同じ場面に遭遇した時に自信を持って語れます。

・変圧比が等しいとはすべて22000V/6600VですからOK
・位相変位が等しいとはすべて同じ結線なのでOK
・ほぼ同じ%ZなのでこれもOK
・1000KVAと1500KVAとの接続なのでこれもOK
読んだだけで電気主任技術者は自分の現場設備だから
瞬時に理解できる様に日頃から研究しておきましょう。

負荷を2300KWとして分担負荷を業者が計算した物です。
電験三種を勉強してる方なら計算できても不思議では
ありません。(短絡インピーダンスで試算)
会議の後で部長からこの計算合ってるのか質問され
ましたが抵抗の並列回路と同じ考えで計算すれば簡単です。
ビル現場で必要になる電気計算って難しくてこの程度で
微積分をお仕事で必要として悩む事なんて絶対ありません。
設計研究する会社や学校の先生になるなら別ですが通常
電験三種の学力(計算力)があれば困る事はないです。

ただ電気の書面は一般の方にはわかり難いため上司から
後で作業工程や中身について説明を求められる事もあります。
業者が持ってきたので"さあ、わかりません”なんて返答したら
"わからない物を承諾したのか"と怒られますから他人事では
ない意識を持ちましょう。


繰り返しますが電気主任技術者とは工事、維持及び運用に関する
保安の監督
と法的にも明記されてる事は忘れないでください。
保安とは身体や財産などを危険から守り安全な状態を保つこと。
不慮の事故や天災から守ることです。
ただ電気の道理だけを語るだけではなく現場作業について危険
箇所を見つけ改善し時には注意喚起をするリーダー的役割を
するのが本来のお仕事である事を意識しましょう。
それを怠り現場で労働災害を発生させては義務違反です。

スポットライト交換
これは表のガラスストッパーを外して下から交換するんでしょうが
再取付が面倒で老眼のある中高年設備員から悲鳴が出ていた。
デザイン性は重視するが保守の事まで考えてない製品は多いよ。
だから私が勤務する現場ではそういう面倒なのは器具を降ろして
裏から電球交換をする様にされています。

マイナスドライバーを隙間に差し込みこじる事で器具全体を降ろす。
すると中に電球がソケット式で刺してあるのでこれを交換する。
電球はガラスタイプで抜く時は根本を持ち抜かないといけません。
先のピンだけが奥で刺さったまま残り、根元で折損すると照明
器具本体交換が必要になるため3万円程度の損害を会社に
発生させる事になります。(ソケット単体売りもしてない)

後電球の差込部が足のアーチ状になってるのは刺して回すんだけど
取付時に接続部が見えないので練習が必要なタイプがありあれは私
を含めてできる人だけ交換する様に上司から指示されています。
ガチ器用な人以外、凡人には交換が難しい照明器具は実在します。
共用部は今ほとんどLEDだけど店舗はまだこういうのが多いです。
店舗のない事務所だけのテナントビルならFLR、FHFがメインで
FL、RF(レフ)、JW(ハロゲン)電球程度で電球交換は簡単です。

最近の照明器具は電球が寿命で電流が異常になると安全装置が動作
して通電を停止させる事で点灯が一旦終了します。
電球交換をしても点灯しない場合は照明SWを1回OFFしてONすれば点灯。
それでも駄目なら安定器や電源装置の交換が必要です。
電球交換しても点灯しない時は"電気主任さんお願いします"
どんな安い電気屋さんでも部品代とは別に最低15000円~20000円の
工賃が稼げないなら相手してくれませんが設備員がテナントサービスで
するなら部品代のみでいけます。
いつもではないにしても時々は安定器を含めてソケット、配線修理は
どこでもするので照明器具修理ができる様にFLR、FL、FHF照明器具
今ならLDEバイパス工事も勉強しておきましょう。

意外とコンセントや照明SWはそう壊れないけど築が15年以上経過
してる建物はもう安定器が寿命なので毎月何個かは壊れます。
ランプを交換しても点灯しない、ちらつく原因のほとんどは安定器不良!
★たぶんビルの電気主任になって最初の試練はこれでしょうね。
最近私は直管40W蛍光灯故障では安定器交換はしないでバイパス工事
する直管LEDをお客様には勧めています。(安定器は不要)
それにお客さんの方からもLEDにしてほしい申し出も多いですね。
バイパス工事とは安定器回路をCUTしてソケットに電源直結にする事!

バイパス工事でLED化をした場合は照明器具のとこにテプラーで
型式FLRやFLで始まるランプの取付厳禁
を必ず貼ってください。同時に客にも文書、口頭で説明する。
一旦バイパス工事した照明器具に元使用していたFLRやFLは取付
すると破裂するそうです。⇒LED化工事参考
安定器はないので不点はめったにないとは思うけど念のため!