電気主任技術者 BLACKBOX

洋間だけ蛍光灯なのでシーリングライトLED器具を広島駅前ビックカメラ
で購入して取付ました。
会社の人はいつも電気屋さんに手数料を払って交換してもらってると言って
ましたがたぶんこの部分で天井から既存シーリングライト器具が外せないと
いうのが一般の方では最後にありえるかなと思いました。
右の写真の私の親指の先にあるツメがロックされて落下防止となってます。
無理に力で回してしまいツメが中に残ったら最悪ですからここだけは注意
しましょう。6畳用のLED器具でほぼ40W蛍光灯2個分の光束Fℓmがあり
調光機能付でもちろんリモコンです。1万円以下の製品でも十分な性能!

たとえばFLR40Wランプの光束は3000ℓmですけどLEDにすると?
直管蛍光灯は360°全方向放射ですから上方向の光は反射して下を照ら
します。そこでロスが発生して総合的に照らすために生かされる光束は
70%程度の2100ℓmとの情報がありました。
だから蛍光灯器具を清掃するだけで床面の明るさが改善されるのです。
LEDランプは片面しか光を出さないのでそういう無駄はなくFLR40Wランプ
に等価なLEDランプの光束は2000ℓm程度で良い事になります。

以下ホームセンターで販売していたLED器具の箱説明を見て間違いない
事を確認しました。
FLR40W2灯式がLEDなら4000ℓmで等価と言うならばやはり蛍光灯40Wの
3000ℓm=LEDの2000ℓmと考えていいと思います。
この説明はテナントにも何回かした事があり下の写真を見せながら説明した
らどなたもよく理解してくださっています。
人に何かを語る時は具体的な証拠写真がどんな場合でも必要ですね。

BLOGで皆さんがいつも見てる各写真はスマホで撮った物で何かを説明する
時は必要な写真を相手に見せて私は行います。
★電気主任を始めたならば物事はなるべく写真でも残す様にすると何かに
つけて後で主張の大きな武器となります★事実は理屈より優先します。
(テナントやお客様に電験で習った様な話をしたら100%無視されます)

どこの現場でもスターデルタ起動方式の空調機やポンプはたくさんあります
が事前にシーケンスを勉強していたのにイザ着任して現場をみたら基板制御
俗に聞くBlackBoxとなっているケースが今はほとんどでしょうね。
そう本で勉強した回路リレーやタイマーがないので緊急時の対応も変わります。
又空調機の自動制御などは業者とメンテ契約してますが機械の起動回路まで
はされてない現場は意外と多いのです。
そういう時だけSPOTで業者を呼ぶか?でも即その機械を動かす必要があれ
ば現場の電気主任技術者が何とかしないといけません。
もちろん交換基盤は準備してますが何があっても対応できる様に研究を電気
主任技術者はしておくといつか役に立ちます!

一見してマグネットの片側に線路からの配線がまったく接続されてないのが
スター回路用のマグネットですからね。(先輩が貴方を試す時がある)
就職してスターデルタの絶縁を測定してみろ!と先輩から言われて間違える
と"電験三種を持ってるくせに!"と嫌味を言われるので覚えておきましょう。
こういう基盤が絡む回路自体の絶縁はメガではなく制御電源でI0が1mA以下
なら絶縁は異常なしと判定します。

BLACKBOXと言われる物の中にはこんな基盤が入っています。
開発さえしてしまえばメーカーとしては工事施工が簡単で客先の修理依頼
があっても単に取替すればいいわけで運用も楽なのです。
又メンテナンスエンジニア育成も短期間で可能となる、つまり深技術は不要!
こういう基盤を修理して使う概念は今の時代メーカーさえもありません。
(ハンダを見ただけで最初から使い捨てを想定して作られています)

LSIの表面にはメーカー名と型番があり検索するとそれがどんな動作
をするのかわかる、たとえばロジックICとあるならロジックICとは何と?
そんな調子でNETで調べていけばいいのです。
主に注目するのは入出力周辺の基盤パターンでそこから信号とのやり
取りが見えてくると改造や応急対応も想像できます。
結果表の入出の意味がこうなってるのがわかりました。

改めて基盤と外部接続のシーケンス図面を見るとよく理解できます。
ただ今回扱うために必要なのは配線番号です。
無理にBLACKBOX中まで開く必要はなかったのですが電気を扱う者
としてせめて自分の現場にある物くらいは知っておきたいのです。

又BlACKBOXを開けて判明したのはこれは切り替える事でいくつかの
起動方式に対応していて直入起動でもスターデルタと同じ基盤を使用
しているのがわかりました。
直入モーターの基盤故障でモーターが運転しない場合にマグネットの
コイルにMCBから直に200Vかけるため手前の線をすべて外すのは
面倒です。ですが11番に7Xの電圧をかければ簡単に起動できます。

スターデルタ回路動作ならこうですね。
様はメインマグネットとスターマグネットを投入させ15秒後に1秒の間を
置いてスターマグネットを切りデルタ回路を投入すればいいのです。
実際の基板の線との対応はこうなっています。
まず図面を見ると11番の線からメインマグネットに、12番の線からスター
マグネットに、13番の線からデルタマグネットに電圧をかけて投入させて
いるのがわかります。7Xは電源の片側でマグネットへ最終的に電源を
配給します。マグネットのもう片側の電源7Yは基板の手前で共通接続
されてるので今回の操作では触る必要はありません!

BLACKBOX交換又は交換部品がなく応急対応をする場合は何かあって
高額な中央監視システムに被害があってはなりませんから接続の切り
離しを行ってから作業は行います。
配線コネクターを抜くのでまず制御電源を切り基板を停止させます。
22000Vの回路でも12Vの回路でも★電流が流れてる回路を生で線を
抜く行為は電気屋としてはしてはいけないのです★
回路の絶縁点検ではこの2線でI0が1mA以下なら問題ありません。
(通常はI0なら1.0~0.5mA、I0rなら0.4~≒0mA_程度ですね)

次にBLACKBOXに接続してる配線コネクターを抜きます。
簡単に抜けない用に正常でも少しキツくはまっていますが固着して取
れないなら少し揺すりながら引っ張れば脱着できるはずです。
これを無理にラジオペンチやプライヤーでつまんで引っ張ると割れて
壊れる事があるので何かのつまむ物を使う場合は気をつけます。
作業中に物を壊すというのは何も考えてない力任せ作業でほとんど
の場合に発生しますから当然上手い人は物を壊しません!
(コネクターを酷く破損させて接続ができなくなった場合は起用な指先
がないと修理はまず無理です)

抜いたら3個のSWでこう接続を行います。(ここではMCBで仮に代用)
MCBにおいて①を投入、②を投入でモーターがスター起動を開始したら
既存回路の時間に合わせてそのままで運転させて、仮にそれが15秒
ならば15秒経過したら②を切り1秒後に③を投入すればデルタ運転と
なり起動を完了できます。
つまり回路が自動でしていた事を手動で行うという事です。

スターマグネットとデルタマグネットは同時投入されると短絡するので互い
のb接点を各コイル電源に挿入しています。
下は回路変化による電流値の変化グラフでスターからデルタに切り替わる
時に突入電流が流れてしまいます。(現場でもガチャンと結構音がする)
だからとこの程度でモーターは焼ける程に軟弱ではないです。
モーターが空転状態にならない様に開路を防止するためにオープン状態
防止用の電磁接触器と抵抗器を追加した特別なスターデルタ回路もあり
ますが私はその実物をまだ見た事がありません。
相当に高いでしょうからビル程度では採用する意味がないかもしれません。

私が管理する現場では7.5KWを超える11KWのモーターからこの方式とな
っていますが実際ビルの様な手回しが可能な始動トルクが低い機械では
11Kwのモーターでも電源が飛ぶ事はなく直入でも起動できます。
(昔スター回路が入らず10秒沈黙後デルタ回路でいきなり起動現象を
11KWモーターで経験しましたがTHRトリップはありませんでした)
3.7KW以上や5.5KW以上でスターデルタにするとかありますが国土交通
省の工事基準では11KWからというのがあるのを最近知りました。

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