最後は良い1年でした。

私の場合ここ22000Vが所内事故でトリップし停電したらガチにやばいのですが
そういう事もなく今年も過ごせたので電気主任技術者として一応の責務は今年
1年果たせました。
電験取得を目指す皆さんもぜひ願いを実現させて私と同じ電気主任技術者に
来年こそはなってくださいね。
やはりきちんと回りの方から認めてもらえる立場で働けるのがすべての生活の
基盤ですから"なる様になる"なんて意識では何もなせないと思います。
来年こそは良い人生の岐路が生まれる様に明日からではなくて今からすべき事
プランを立てましょう。
貴方にはのんびりお正月を楽しんでる暇はありません!
その位の危機感を持って頑張ってほしいと思います。GOOD LUCK!
1/1の00:00に新年のご挨拶はさせて頂くつもりです。

私の会社のデスクの引き出しの中はこんな感じです。
会社に工具や測定器は別にあるけど他人が触った物は嫌なので
個人で買って工具BOXの中に入れてデスクの下に置いています。
思案する時に頭を活性化させるのはチョコが一番即効性があります。

人間一旦こういう便利な物を覚えると元には戻れませんね。

カカオ86%のチョコはとても健康に良いのでお勧めします。
今日(12/29)は係長がお休みなので監視PCの前で食べています。
会社のオジサンがうるさい奴がいない時くらい自由にしようや。と言わ
れるので朝から自由にさせて頂いてます。

12/30からはパートナー(写真)とおじいちゃんの家に遊びに行く予定です。
コイツはともかく私はお年玉なんて辞退すべき年齢ですよね。
去年は一人5万円つづくれたんだけど今だに楽しみにしています。

座ったまま眠れる特技の持ち主だけどこの子のおかげでこの1年間
私は生きてこれたので今年一番の感謝はこの人に贈ります。

来年は300万円分ほど電気小パーツを更新して良いと技術部長から
許可が出たので空調器のマグネットを主体に交換するつもりなので
お休み中には計画書を作らないといけません。
ポンプ関係のマグネットはすべて私が取替したので残りのこれら空調
機関係のスターデルターのマグネットは業者にさせるつもりです。
(これらは閉店後の深夜でないと作業ができません!)

三相モーター1相がマグネットの接点不良などの理由で単相状態と
なった場合は電流が√3(1.73)倍になるは聞いた事があるでしょう。
実際はすべりが変化するために2倍程度となります。
これは三相モーターが単相状態となった場合の3台分の計測した値で
確かにどれも値が約2倍になっています。(某社発表データーより)
(A機でT相が1.83倍、B機でR相が2.03倍、C機でT相が2.05倍)
尚、この現象は正常運転中に急に単相電源となった場合です。

三相から単相電源となる事で二次入力は同一で回転数が若干低下
するのが本当の状態です。(実際に私は経験した事もあります)
回転数まで同一として簡易的に考え三相時の√3VI3と単相時のVI1
が同じとして両式を=で結めば、Vは同一なので√3I3=I1の関係式が
発生しまう。一般的に言われる√3倍とはこの事です。

上結果から実際の実験データーの結果を証明できたたと思います。
次に回転数が低下しないとしてすべりが3%のままとして上の④式に代入
して計算とすると√3×1.007倍のつまり回転数が低下しないとするなら
単相運転時は√3倍の電流で俗に言われるそれは確認できます。

マグネット接点がすでに逝ってるならば停止状態からの単相起動となり
始動トルクが発生しないため三相拘束電流が発生してしまいます。
つまり定格の7~8倍大電流が流れて焼いてしまうかもしれません!
これはシャフトが拘束(ロック)されたのと同じ状態です。
もちろん保護特性を考えて設計者は盤を作っていますが保護回路は
動作するとは言っても10年経過したモーターが新品と同じ様に必ずし
も耐えられるか?絶対の保障はありません。
万全のため3E(過電流、欠相、逆相)リレーが導入されてますが計画的
に更新して万が一にも発生させてはいけません。

そういう事をオーナーに事前に説明して交換予算を取ってもらうのも
私達、電気主任技術者のお仕事なのです。

★マグネットの末期的故障はモーターの焼損という高いリスクに至るので
10年経過してるなら計画的に更新すべきです★

保守管理においてコンセントや照明回路はIorやメガでの絶縁が主体
ですが動力回路では絶縁とそれに電源を配給するマグネットの状態
管理がとても大切です。

ですが点検さえしてれば永久に大丈夫ではなくて寿命のバスタブ曲線が
示す様に更新計画を立てるのはとても大切な事です。
とりあえず★使用中のマグネットの接点状態を開けて確認をします★
後で復元しないといけないのでよく外した感触を覚えておきましょう。

カバーを外すとコンタクターがあります。

この程度ならばラジオペンチでそれを抜けます。
容量の大きなマグネットではばね力が強いのでマイナスドライバーで
少し隙間を作ってから抜きます。
無理に引っ張り中のばねが外れてはじけて部屋のどこかに飛んで紛
失したら目もあてられませんから外す時は中のばねの変形に注意!

ここまでしてやっとこの部分は目視で確認できます。
接点劣化でここに電気抵抗が発生するとマグネット各相二次電圧に差
が出てくるから毎月点検でマグネット二次側電圧を点検をします。
ただ10年も経過すると値は正常でも劣化も相応でたぶん電圧値にその
兆候が出る段階ではかなり末期に近いと思います。
電圧値が正常だから絶対大丈夫は10年経過した物までは疑問です。
あくまで状況調査ならば開けてこの部分の目視確認をしましょう。

これがコンタクターの状態です。
この機械は発電機の自家発排気モーターのマグネットで空調機の様に
毎日頻繁には稼働してんませんが10年程度でこうなります。
これはかなり綺麗な方で毎日使用する空調機ではこれより劣化しており
特に過去一度でも短絡電流が流れたマグネットは注意して状態を確認
しましょう。

確認が終了したら元に戻しますがこの隙間に外したコンタクターを挿入。

カチっと溝にはめた様な引っかかり感があってきちんとはまっています。

3個取付したら何回も押してみてスムーズにばね力で戻るか確認する。
きちんとはまってなくて通電状態ではじいたらアークが出て焼損するでしょう
から気をつけてください。
一般的にビルに使う空調機では11~18.5KWが多いのでここで紹介してる
のと同じ感じでできるはずです。
(冷暖房ポンプや消防関係は30KW以上とモーターが大きいのでマグネット
も相応に大きくなりますが基本は同じです)

こういう状態を写真にとりオーナーへ報告をすればいいと思います。
ただ古いヤバいだけでは相手も大人ですからどうそうなのか反論されます。
とにかく提案書というのは状況写真が必ずないと一般論だけでは通りません。

★すべて業者に取替依頼をするとビル全体では1千万円では無理でしょう★
こういうのは一般の電気工事より取替費用が高いのです。
ですからある程度、電気主任技術者で取替ができるならかなり安くなるしそこ
までする前向きな姿勢があればオーナーも気持ちよく同意してくれるでしょう。

相当に劣化したケースを私の現場で発見した実例で紹介します。
ここまでの状態になってもぎりぎりまでマグネットは日々何事もなかった
様に投入されてモーターに通電してしまうのですね。
私が入社する前に短絡事故を起こしていたとの事で本当外してみないと
劣化状況というのはわからないとつくづく感じました。
もちろんこれについてはすぐ部品を発注して私で交換しました。
★のんびり見積をもらい業者取替なんて待っていられません★

これが一番酷い状態でした。
前任者はあまり過去を言わないで退職し、着任したばかりの私は安堵
していましたが新築物件以外では何か問題はあって当然ですよ!
とにかく使用頻度の高いマグネットは接点状態の確認は必要です。
こういうのが★停止状態からの単相投入となり三相モーターを焼く★と
思いますし、この状況にあって"そのまま使用したい"なんてオーナーは
いないはずです。

こういう事はきちんとオーナーに伝えておかないと後で故障による損害
が発生した場合"電気主任の管理が悪い"と言われてしまいます。
しょせん世の中は結果論でまじめにした事は相当継続できないと賞賛
されませんが失敗は1回でもするとうるさく世の中の人は言います。

3.7KWや5.5KW程度のマグネットなら購入しても実売価格は数千円なの
で10年も経過してるなら買って、点検なし無条件に交換された方が最善。
常識的に1個数千円の部品を買えない会社なんてありません。
確認作業のため小さいマグネットも接点は抜けるけど戻すのが少し難しい
ので中のばねが外れたり、無理に挿入してコンタクター金具が変形したら
面倒です。(もちろん手先の起用な方ならば上手くできます)
⇒マグネットスイッチ取替方法


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