直管LEDバイパス工事 ガチ簡単

★各現場の電気主任技術者の方はオーナーに進言されLED化
による修理対応をされる事を強くお勧めします。

もう安定器を交換して古い照明器具を使い続ける時代じゃない!
必ず4~5年後には蛍光灯の入手が困難となり対応を迫られます。

看板内部のFL40Wが点灯しなくなったので直管LEDに変更するため
新人さんと
直管LEDバイパス工事を今日はしました。
いつものアイリスオーヤマLDG40S直管型LEDを注文したら代理店の
話ではもう在庫分以降は生産せず同メーカーのNEWになったと返答が
ありました。
前は両側給電方式でしたが今度は片側給電方式となりました。
片側給電方式では片側ソケットだけを生かすため工事をした側の
ソケットにランプの給電側と書いてある側を挿入します。
口金はG13でバイパス工事後は通常のFLR、FL、FHFランプは
使用したら破裂するので注意されてください。
(電圧はボルトフリーなので気にしなくて構いません)
最初に政府よりの呼びかけをご覧ください。
⇒LED取付事故について

まずは既存を下説明の様に切断すればいいだけです。
看板の電源を切る事が許可されないので充電状態で行いました
がこんな場合は最初にこの器具の電源を1本づつ切断しすぐに
短絡防止のため仮テーピングをしてから切断作業開始
です。
電源を切る時に非常に小さな火花が出ますがたいした事ないです。
残り5灯の蛍光灯は点灯中ですぐ10cm左右横は電気が生きてる
ので皮膚や工具の先端がふいに接触しない様に気をつけました。
尚、後で間違えてバイパス工事した照明器具に前の蛍光灯を
装着すると最悪電球が破裂するので注意書きもします。

★最初に直管LEDバイパス工事には電気工事士の資格が必要です★
片側給電方式とはソケット片側に電源2本を直結するだけ
ガチに簡単で迷う事はないでしょう。

つまりもう片方は完全に使用しないのでソケットだけを残して
接続された配線はソケット根元で切断してください。
この器具回路電源は最初に切断してるので感電も火花もないです。

次に結線、できれば電気を切ってから接続を行うべき。
ただ現場では諸事情で電気が切れないのに修理をしないといけない
現実が時々あるのは承知しています。
今回の様な場合は絶縁手袋着用にて圧着する時に工具の先端が
照明器具金属部に接触しない様にしてくださいね。
バチンと短絡しますから活線作業での事故はそれが多いのです。
ちなみに活線工事は電気工事士資格を所有し低圧電気特別
教育講習も受講してれば違反ではありません。
(もちろん私はその教育講習は低圧と高圧で受講済)
活線で蛍光灯の安定器の電源線2本目を結線する時に小さな
火花が出る事がありますがLEDでは出た事はないです。

2020年に蛍光灯は製造禁止との報道がありましたが今日調べて
みると一般社団法人 日本照明工業会の回答ではそうでないそうです。
ですがパナソニックは2018年には蛍光灯の生産から完全撤退し
全照明をLED化するとしています。
他大手メーカーもそうなるので蛍光灯の入手は4~5年後には困難
となり仮に可能でも割高となると私が勤務する会社では見ています。
安定器取替より簡単に直管LEDバイパス工事は可能で電球交換も
数年必要なくなるので既存でLED化されてない蛍光灯の故障について
はすべてLEDにする様に会社の技術部長から指示を受けました。

私の実績として既存のFLR、FL、FHFランプを使用してる照明器具
にバイパス工事をしたなら使用可能な直管型LEDランプとして
アイリスオーヤマの下の商品を紹介します。
事務所用でFLR40からの変更ならLDG32T・W/17/25の白色を
使用します。(このシリーズは片側給電方式)
他メーカーでも直管LEDはありますが必ず口金がG13でないと
今まで使用していた照明器具に装着できませんから注意してね。
口金がL字型となり自社の専用器具にしか装着できない直管LEDあり!
下商品はすべて口金はG13タイプです。

FLR40Wランプの光束は3000ℓmであるがLEDにすると?
直管蛍光灯は360°全方向放射ですから上方向の光は反射して
下を照らします。そこでロスが発生して総合的に照らすために
生かされる光束は70%程度の2100ℓmとの情報がありました。
LEDランプは片面しか光を出さないのでそういう無駄はなく
FLR40Wランプに等価なLEDランプの光束は2000ℓm程度で
良い事になります。

以下ホームセンターで販売していたLEDの箱を見て間違いない
事を確認しました。
FLR40W2灯式がLEDなら4000ℓmで等価と言うならばやはり
FLR40Wの3000ℓm=LEDの2000ℓmは覚えておきましょう。

その点で言えば今回私がFL40Wの代替で使用したランプ
LDG32T・W/14/20はほぼ満足しています。
(型番最後の20とは2000ℓmを意味)
ですがテナント室内でLEDに変更した価値を確実に出す
ならLDG32T・W/17/25の2500ℓmがいいのです。

明るくなって文句を言う人はいないけど少しでも暗いと人
は敏感に反応されますからギリのLDG32T・W/14/20は
人が常時いる事務所・店舗には私は選択しない事にしています。

今回ケースの中にLEDランプを取付するから温度上昇が
気になり点灯5時間後に管端などの温度計測を行いました。
30℃代で通常の蛍光灯と同じでした。
取付け場所が露出でない場合は一応温度CHECKもしましょう。
LEDランプは高い温度環境では寿命が短くなります。
一応周囲温度が5~35℃の使用条件はあります。
その他:設計寿命4万時間、保障期間3年など

★事務所でのLEDバイパス工事において現場未経験の方
にレクチャーしてあげる★
FLR40W2灯式器具からの改造

まず作業は一人で十分可能ですし二人いても邪魔です。
使用する脚立は職場にあるなるべく高い物を、低い脚立は
操作性が悪いです。
(脚立の天(TOP)に乗らないと作業できない脚立は禁止!)
道具は安定器交換ではないのでペンチ、圧着工具、絶縁テープ
検電器、テスターを容易しましょう。
蛍光灯を外したら両端の固定ネジを緩めればカバーは外れます。
固定ネジにはネジタイプとフック式で1/2回転で緩む物があります。

カバーを外して安定器右側の電源と渡り線ソケット行き配線を
その安定器右側の根元で切断します。
電気が生きたまま行うならば最初に電源線を1本づつ切る!
切った電源線は短絡防止のため仮テーピングを必ず行う事。
今回の説明器具では完全に電気は切れています。
照明SWを切っても電源片線には電気が来てる場合があるので
検電をして確認されてね。(後で理由説明)

直管LEDバイパス工事で必要なのは左右のソケット行き配線
と電源線だけなのです。

その間にあった安定器、グローなどはすべて不要となります。
LEDバイパス工事方法としては両側給電と片側給電がありますが
バイパス工事とはその方式に従い電源をソケットに直結する
工事の事を言います。

又安定器という電流を制御する物がなくなり前のFL、FLR、FHFなど
の蛍光灯を直管LEDバイパス工事した照明器具に使用してはヤバイ。
将来誰もそんな間違いをしない様に最初に説明した様にテプラーで
注意書きを作成し器具に貼っておくべきです。

ビルや工場の200V照明器具では片切りSWだとOFFしても片線
には対地電圧が100Vあるので注意しましょう。
(1φ3Wの単相200Vは対地電圧100Vはわかるよね?)
照明SWは切っても点灯しないだけで絶対に器具に電気が来て
ない保証はないため作業前の検電は必ず行います。
それで感電びっくりして脚立から落下してケガという事もありえます。
200Vは両切りSWが好ましいと内線規定にはあるだけで禁止
はされてないので200Vの片切りSWはよくある施工事例です。

通常の100V照明の片切りSWでもし工事業者が接地側を切れる
様な接続をしてるとSWを切っても電気は切れません!
私は常に検電するまではたとえSWを切っても電気は来てる
意識
でいます。(実は昔、父からの教えです)
なら電源MCBを切ればいいけど10灯は照明が消えるから昼間
するなら活線状態でしか現実行えない場合が多いのです。
店舗ビルではこんな作業をする程度で照明をブロックで消灯
させる許可なんておりません!
それか閉店後に夜遅く行える余裕が貴方にあるなら最善です。
又テナントには防犯上、昼間営業中しか入室させてくれない
場合がありそうなると電気が来たまま修理するしかないです。

2灯式FLRランプの場合ではこういう切断・結線を行います。
片側給電方式ならば既存の渡り線に電源線を接続するだけです。
渡り線は最初から両方ソケットにパラ接続となってるので接続
するだけで2個のランプに電源を供給できるのはわかると思う。
10分もあれば切断、接続できるはずです。
いずれにしても既存の接続方法も必ず工事前に確認しておく!
通常安定器の表面に接続図があります。

つまりこうですね。
左右を見て2個のソケットに対して2本しか線が行ってない方が
渡り線側ソケットの線
でそれに電源2本を各接続する。
こうした電源内蔵のLEDランプはAC電源接続については極性なし。
蛍光灯の配線はより線なので指で線をツイストしてもイイ感じでは
接続できますが抜けるといけないので圧着で必ず固定してください。
最後にテーピングをして作業終了です。
線をペンチで剥くのが下手な人はストリッパーを使ってください。
2灯式器具の片側給電、直管LEDバイパス工事はたったこれだけ!

ただFHF2灯式器具の場合は渡り線先のソケット部分が私の
勤務するビル照明器具では下の様に直列状態になっています。
これでは両方のLEDランプに各電源電圧がかからず分圧して
半分の電圧しかないため点灯しないと思います。
並列接続にソケット部分の改造が電源接続前に必要となります。
つまり2個上画像のFLR2灯式器具と同じ結線にしてください。
ですから★既存器具結線の確認が必要なのです。★
FHF器具に直管LEDバイパス工事をする場合は注意!
FHFとはインバーターで点灯する直管蛍光灯の事です。
この10年以内に設置された照明器具はまずこのタイプです。

作業が済んだからカバーはきちんと枠に合わせて両端のネジ
を確実に締めましょう。
天井物を作業したら落下があっては絶対になりません!
本当はカバーをする前にランプを取付して点灯を確認したら
5分程度様子を私は見ます。(異臭、発火が発生しないか?)
更に安定器交換の時なら電源線で漏れ電流0を確認しますが
バイパス工事でもそこまでしたら作業後確認としては完璧ですね。
(器具単体程度で新品取付ならI0は0mAでないとおかしい)

★ハイ点灯です。
一般の人は点灯したから完了と思われますが私たち電気屋
は稼動後の状態異常なしを自分の目で確認できて完了
なのです。
こういうケースに限らずモーターのマグネット交換作業でも同じです。
バイパス工事程度なら無口で本気でしたら私でも一人で20分
かからずカバー外し配線切断、結線、カバー取付蛍光灯点灯
までできます。

両側給電のランプでは両方のソケットを使用するため接続方法
は作業前によく確認しましょう。
両側給電なのに片側給電と勘違いして片側ソケットに接続されてた
配線を根元で切断してしまうと再接続は意外と面倒ですからね。
私は会社と契約してる代理店で購入してるので言えば接続方法
の資料をつけてくれます。
ですから購入は貴方が着任した会社と契約してる代理店でLEDランプ
は購入
された方がいいと思います。

ホームセンターで売ってる安定器のあるままで使用するLEDランプは
バイパス工事をした照明器具には使用できません。

直管LEDバイパス工事なしで使用できるLEDランプが簡単に対応できます
がその安定器が経年劣化で故障するとLEDランプも点灯しません。
それに安定器が電力消費しますからLEDの省エネメリットは消えます。
元々の蛍光灯器具取説には指定外のランプは使用禁止とあるとこに
LEDという指定外のランプを使用者の興味でつける行為ですから火事に
でもなったら責任なしでは済まないと思いますがいかがでしょうか?

ホームセンターで売ってる安定器のあるままで使用するLEDランプ
も管内部にもAC⇒DCに変換する電源があるので安定器を撤去して
電源直で点灯可能というのも理論としてはありえるかもしれませんが
元々の製品用途と異なる使用は止めた方がいいと思います。
管内部構造がわからない、どう結線していいかも不明。事故の元!
ただ製造メーカーが可能と明記してるならよく相談の上でされてね。

問題は価格ですが仕入れルートで相当違いが出るみたいです。
会社が契約してる代理店からは定価の6割程度ですね。
実際安定器購入より少し割高にはなりますが前述した様にほぼ
電球交換がなくなるのと消費電力も1/3程度だからトータル的
にはメリットはLEDの方があります。
各色温度(K)にも対応できてるので使用感も問題なしです。
アイリスオーヤマ商品を扱う某店での実売価格ですが参考までに。
マークがビル等で一番使用される白色LEDとなります。

もし大規模に全面LEDリニューアルとなると現場の人では無理
なので業者がする事になりますがその場合はバイパス工事では
なくてすべてLED照明器具一式取替となります。
事務所、店舗なら最低50~100万円、ビル全体なら1千万円は
軽く超えるので社内で来期分工事として計画が必要です。
下写真にある10台程度のLED工事ならば
器具2万円×10=20万円、3人で人件費10万円、既存器具撤去
処分費2万円、材料費2万円、工事後検査費1万円で計35万円
客の値引き願いを考慮して40~45万円で見積計上みたいな感じ。
もし大手なら下請け35万円取分に中間マージン15万円が
乗って50万円+値引き分10万=見積60万円ってとこです。

バイパス工事なんかしてたらあっという間に終わり稼げないから
個人みたいな小さい電気屋さんしかしてくれないでしょう。
NETの情報では1台1万円程度で工事してくれるみたいですね。
その工事は器具撤去処分もなくほぼ100%純利益なので10台
で10万円でも十分に美味しいお仕事です。
会社は作業員日当+会社利益で作業員一人当たり3~4万円。

ただ日々照明器具はスポット的には故障するのですから
各現場の電気主任技術者の方もオーナーに進言されLED化
による修理対応をされる事を強くお勧めします。
もう安定器を交換して古い照明器具を使い続ける時代じゃない!。