電気主任技術者 工事立会い

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1/12店舗がエアコンを設置するために電源工事を会社が
受けたので今日は電源を第二変電室から屋上までケーブリング
して室外機電源盤を設置する工事です。
右下のスペースに225AのELBを新設してラックからEPS⇒
壁に穴を開けて屋上に電源盤を設置しました。
これは業者がしますがどこから電源を取りどういう
ルートで配線するかは電気主任が調べて業者と事前
に打ち合わせをしておきます。


他のテナントから苦情が出ない様に特に騒音工事は昼休み
にするとかどの時間に何をするかも決めておきます。
屋上で固定のためアンカー打ちなどをする場合は下の階
に騒音が出るので事前に各テナントに通知書も配って
おきます。
壁を抜いた時は防火処理もするはずですが穴を開けた
ままにならない様に確認もされてください。
業者の監督がいてもその人で働く下請け作業員とかには
少し頭のネジが外れた人が稀にいるので業者に任せきり
絶対にやめましょう。
この工事の事もだけど同じビルを利用する他のテナント
から苦情が出るとオーナーから怒られますから!


第二変電室でELBを増設するに当たりNO1動力変圧器を
停電
させないといけません。(部分停電)
(電源が切れるテナントには全員から承諾が文書で必要)
従いこの作業は7:00位の早朝か夜中でないとできません。
今回は早朝に行いましたが手順は停電作業と同じで二次側
のELBやMCBをすべて切る⇒変圧器LBSを切る⇒
盤表で電圧0V確認⇒念のためテスターでも0Vを確認!
LBSは赤い矢印をDS棒で押してやるとガチャンと切れる
逆に投入する時は青い矢印にDS棒を引っ掛けて入れます。

このLBSの操作は業者ではなく電気主任が操作します。
電気室の操作責任者は電気主任ですからこういう操作まで
業者にさせるのは責任放棄になります。
それに今来てるのは電気工事業者ですから筋違いです。
操作時は業者も見てるので絶縁手袋、電気用ヘルメットは
必ず着用で無帽、軍手などでしてはいけません。

テナント全員から承諾をもらえる日が工事可能日となります。
とにかく電気室での停電させての電源工事は作業時間厳守
なので急なトラブルで作業が完了できない場合、無理と判断
したなら工事は15分前には中止させてください。
すぐに先ほどと反対操作で復電操作を開始しないといけません。
写真を撮ってるのだから今日の作業は安全に終了しました。

工事が終了したらその専用回路のメガ測定をするのとMCBを
すべて投入状態で変圧器B種接地でのI0rを計測します。
この確認ができるまでは業者に作業終了は認めません!
メガは電圧のない無負荷測定、Iorは電圧をかけての測定
結果として同じ絶縁状態を見てますが私は双方必要と思います。
(負荷もなく新設では100MΩはあり、Iorも変化ないはずです。)
何か電気工事をした後にLGR警報なんて出たら嫌ですからね。
業者がいる時ならすぐにでも手直しはさせられますから
★プラモデルではないのですから工事して終わりではいけません★

昼から現在停止してるコージェネ設備メンテに業者が来ました。
このビルはこの時期が1年で一番消費電力が少ないのです。
こういう設備を見た事がない方のために少し見せてあげる!
これがコージェネ用発電機(500KW)で2台同じ物があります。
22000V⇒6600V変圧器二次側で系統連携しています。
又排気を利用して廃熱ボイラーで温水をつくり熱源として
他設備で利用します。(発電機の燃料はガス)

発電機用盤です。
こことポンプなど付属設備の記録を1日数回取ります。

今2台共停止させてるので総発電量は0という意味
電気主任は緊急時の操作などよく勉強しておかないといけません。
他の設備の人はそれほど知りませんので何かあればすぐ電気主任
の顔を見られますから!
それに興味ない人は教えてもその場限りで明日には忘れてるので
そういう人はアテにはしていません。
本音を言えばこういうシステムの詳細は奥が深いのでわからない
人には不必要に触ってほしくないのです。

廃熱ボイラーで作成した温水がここに集まります。
80~90℃くらいの温度があり冬の暖房熱源に利用。

常用発電機のため冷却塔(CT)があります。
冷却水ポンプとはCTに送水するための設備です。
ポンプは通常圧力と電流確認、グランドからの水量
をCHECKします。
グランドからの漏れが多く締めても駄目ならば前の
パッキン2枚程度交換すれば数ヶ月は持ちます。
この現場は機械担当がいるので後の判断は任せます
ただ電気担当でも設備員だから圧力計やグランドパッキン
交換程度はできないといけません。
冷却塔の清掃は冷温水発生器の作業の時に設備の人が行います。
冷温水発生器は暖房運転中冷却塔は使用しませんが
これは真冬でも清掃が必要なので冬はキツいです。

同期検定器とは簡単に言えば発電機を売電に接続する
に当たりタイミングを知らせる物です。
もし手動で発電機VCBを投入するなら赤い点が右周り
に回転してるのでこの辺のタイミングでVCBを投入します。
通常は自動投入されますが手動操作も知っておかないと
イザで困ります。
機械物が好きな人には楽しい設備だと思います。


15:30から2月に行う全館停電作業の打合せ行いました。
(電気保安協会責任者、その他業者、私、技術部長、係長)
当日は40名程度下請けも入れたら作業員が来るので相手の
責任者とは事前にこういう場が必要となります。
司会進行は私なのでお決まりの"皆さん今日はお忙しい中
お集まり頂きありがとうございました。
今回から例年と違い冬2月に停電作業を行いますが.....”
という感じで一応は少し話す内容を考えておきます。

当日朝、業者とのTBM冒頭で電気主任として挨拶をしますから
その時の文章も事前に考えておきます。
言葉の力は大切で始まりがボヤけていては当日作業の
全員の士気や緊張感まで高まりません!

昨年から当日はTBMだけでなく、業者の人ともKYTをする指示が
会社から出てるのでそれも行っています。
★今は作業前の安全に対する取組みがとても重視される時代です。★
最後はこういう風に円陣となり0災害でいこうヨシと私が
大きな声を出して言うと皆さんも習い言ってくださいます。
これから現場で電気主任を目指す方も着任したらする様になります。
電験2種を持っていてもまったく社交性0ではお仕事はできません。