蛍光灯安定器交換 手順

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この蛍光灯安定器交換の記事は2015.10月の記事で照明関係について
は新しい記事(2017)を書いたのでこちらもご覧ください。
⇒★照明器具LEDバイパス工事

蛍光灯には直管式蛍光灯とダウンライト式蛍光灯というのが大まかに
ありますがダウンライト式蛍光灯は⇒ダウンライト安定器交換手順
以下は直管式蛍光灯安定器交換手順についての記事です。
その前に蛍光灯安定器交換作業をする人は電気工事士の資格が必要。
交換後の安全確認のためメガかリーククランプメーターも忘れないでね。

FHF32W式安定器はFLR40W,FL40Wのランプも点灯します。
私がこの★FHF32W安定器が好きなのはボルトフリー★なので今まで
みたいに電源電圧の事をまったく考える必要がない事です。
(普通の安定器で100V用に200Vかけたら焼けて煙が出ます)
価格も今はFHF32W2灯式安定器が5000円で買えます!
又Hf蛍光ランプを使用する事で明るさ、省エネの点でも改善され
もうこれを使用しない理由はないと思います。
あくまでFLRランプで使用なら購入時は下の様にFLR40W
FL40Wも使用できるランプフリーなのかは確認されてください。

もしそれが40W1灯式安定器故障ならばLEDランプが最善ですよ。
わずか6000円で購入できて簡単なバイパス工事でLED化できます。
これはアイリスオーヤマの商品で口金は同じG13なので大丈夫!
以後ランプ交換不要、2020年以降は蛍光灯は廃止となります。
こういう状況では今あえて安定器取替するのはお勧めはしません。
LED希望なら⇒★直管LEDバイパス工事)

今回はFLR40W2灯式器具をFHF32W2灯式器具に改造します。
ビルではトイレの照明以外は通常天井照明のほとんどが200Vです。
200V片切りSWでは部屋の照明SWをOFFしても片線に200Vあります!
だから照明SWを切っても必ず検電をするのは忘れないでください。
もし200V片切りSWならば分電盤MCBを切ったらいいけど一帯の照明が
切れて苦情が出てしまいます。
そうなれば電気を止めてするなら閉店後の夜中作業しかありません。

ただ閉店後ではテナントに立会いをお願いする必要があり中には
立会いの残業代をこちらに払えとか言う方もいて面倒だから
私が勤務するこのビルの先輩達はずっと活線でされていました。
この様にやもうえず活線作業でしか行えないケースもあるのです。
尚、★活線作業は電気工事士資格と低圧電気取扱業務講習を
受講してれば違法ではないです。(私は受講済)★
講習では活線作業の方法についての科目があり労働安全衛生法
では活線作業は禁止はされていません。

(電験、電気工事士があってもこの講習の代わりにはならない)

配線を切断する時は電源の2本を一番先に切断してください。

この照明器具は隣器具と送り配線をしてるので天井から引き出した
とこで電源切断したら奥の照明がすべて消灯してしまいます。
だから必ず安定器の根元で電源を切ります。
と言うかビルの照明器具は必ず送り配線があると思ってください。

次に既存FLR40Wの安定器を撤去しないといけません。
取付ナットをペンチで下に引っ張った状態で回せば外せますが
FHF安定器は長いのでこのネジがあると取付ができません。
器具を下に降ろすのは時間がかかるのでネジ穴の隙間の部分
をニッパで切り空間を広くしてネジを取り外します。

既存安定器が撤去できたらFHF32W安定器の取付となります。
安定器のサイズが異なるので固定のため器具鉄板にドリルで穴を
正確に開ける作業が必要になります。
この現場の天井はボードなのとFHF安定器は軽いのでタッピングビス
で固定すれば十分です。
初めてこういう作業をされる方に言うと真下から上に穴を開けるため
鉄粉やボードの粉が落ちてくるので目に入らない様に注意されてね。
ドリルを扱った事がない方は鉄板がツルツルしてるので刃先が滑り
危ないのでポンチで傷をつけてされた方がいいかも?
(わかると思うけどビスのサイズより小さい穴を開けます!)

ビスとは上の様に先がドリルの様になった物でねじ込む事で物を固定
ネジとは先が平らになった物でナットを回して入れて挟む事で物を固定
する皆さんがよく見るのです。意外と設備の人でも違いを知りません!
ナットを反対側に入れて回せない場合はビスでいけば固定できます。
ただ頻繁に取外しをする場所ではビス固定は向きません。

ボードを完全に照明器具分だけ開口して上からの吊り下げ金具に固定
してある施工の良い現場ではネジでしか固定できないのでその場合は
照明器具を一旦下に降ろす必要があります。
現場により取付方法は異なりそこに有効な方法で行ってね。
けして針金などを隙間に入れて縛って安定器を固定しないでください。

安定器取付が完了したので片側のソケットの青と赤をまず接続します。
配線が長過ぎるじゃないか?いえいえ百戦錬磨の現役の電気工事士
の真似なんて必要ありません!
後で配線を間違えて切断する事になれば線の余長がないと線のつぎたし
が必要になるのですからそこも考えてです。
長いならインシュロックでまとめておけば済む事だと思いませんか?

電源を接続してないのでこの段階では素手でしても感電はなし!
尚、電源接続はソケット配線が済んで一番最後に行います。
線を接続する時はこういうリングスリーブを使うけど安定器にはこういう
接続口が付属してるのでここに剥いた線を刺して圧着すれば簡単で
絶縁テープを巻く事も必要ありません。

もう片側のソケット行きの配線で言えばこうです。

FLR安定器とFHF安定器はソケット配線が少しだけ違うのです。
おなじみの片側の青と赤線で接続されるソケットは同じです。
ただ反対側の黄色のソケット配線がFHF32W安定器はオープン
回路になっています。
安定器表面図参照!


左FLR安定器のパラ接続側のソケット渡りの片方を切断して
ここの間にFHF32W安定器からの配線を接続してください。
この作業を忘れるとランプは点灯しません。
正確には1本装着時は点灯するけど2本目を装着したとたんに
ランプが2本共に消えてしまいます。

最後に電源線の接続をしますが延長した配線を天井の電源線と
リングスリーブで接続します。
FHF32W安定器は全長が長く線が届かないので配線数
の少ない電源側をあえて奥にしたんです。
(最初の取付は業者がしてるのでプロの施工は一切電線の余長が
ないので修理ではその辺も意識しましょう。)

絶縁手袋着用は当然だけど1個接続が完了したらすぐにテーピング
をしてください。(裸にしていてもう片方と接触するとバチンと短絡)
2本目の接続の時に回路を構成するので極微量火花が出ますが
大丈夫です。それより圧着の先端が器具金属部に触れない様
に注意して行います。触れたら同じバチンと火花出ます!
器具金属部に触れた場合は接地に地絡電流として流れるため
変圧器B種接地で警報も出ます。(通常LGRは警報のみ)
もちろん電気を完全に止めてできるならそうされるべきです。

作業終了したからカバーをしてランプが点灯したので終了ではダメ!」
★カバーをする前にランプを装着して安全点灯をしてください★
電源の2本を横にずらしてそれをリーククランプメーターで挟みます。
まずI0は0mAですからそれを確認できたらいいです。
次に5分間点灯させたままにして焼けた様な臭いがしないか配線や
接続が悪かったり熱を持つ原因があれば電圧をかけたら5分も
あれば何か異常が出るはずです。
以上漏電、接続状況を確認できたならばカバーをして終了です。

I0測定で1mAを超えた場合は器具新品不良の可能性あり!
通常、照明器具単体でならI0は限りなく0mAに近くて正常です。
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昔からFL照明器具にFLRランプを点灯するからと使用してるケース
を時々見ますがあればメーカーに言わせたら禁止事項としてカタログ
には記載してあります。(電流が規定より増え加熱に至る)
もし貴方の現場でも一部あるなら正規のランプにすべきです。
特にビルのテナントはそんな間違いをよくされていますので注意!
下の場合はFHF32W安定器に交換後、FLR40Wランプで点灯
させた場合ですがランプフリー器具なので問題はありません。


1年に1回程度あるのはグローランプのFL照明器具をそれの不要な
様にしてほしいというテナントの要望。
後工事で増設された照明器具では時々FL器具を見かけます。
倉庫の奥位置にあり荷物が入ってる状態では取替が不便が理由。
ランプ交換なら片方だけ持ってなんとか取替できますがグローランプ
だけはそうはいかないので確かに不便な状況ではあります。
その時はFLRの安定器に変更してあげてました。
一瞬???と思いますが様はソケットのとこで結線変更をするだけです。

これができるなら人ならLEDのバイパス工事なんて楽勝ですよ。
こういうランプ交換の面倒な場所こそlEDが最適でしょう。
1灯式のバイパス工事専用のLEDランプなら6000円で購入可
安定器をどうせ購入するのだから今後はこの方式で行うつもりです。
安定器交換が必要になった時がLED化のタイミングですね!

2020年で蛍光灯製造、輸入禁止という国の政策発表によりメーカーは
蛍光灯の各シリーズを順次生産停止としています。
水銀条約という物に日本は調印しており2020年までには水銀を使用
する製品を廃止するという物です。
蛍光灯も内部に低圧水銀蒸気を含みますが細かい部分ではある一定
量以上の水銀を使用する物に関してですから使用できる物もあるの
かもしれません!

ただ世界的に廃止を言われる使用し物を製造するのは企業ブランドに
影を落とす
ので大手メーカーは全廃の姿勢であり入居するテナントに
おいてもそういう意識を持つでしょうからビルオーナーにしても時代の
流れに逆らうわけにはいかなくなるでしょう。

前に地デジに強制的変更となりテレビを多くの家庭が購入しました。
あれと同じ様に間違いなくこの5年以内に蛍光灯は市場から消える!
これからはLED関係の知識、バイパス工事の方法などの習得が電気主任
も必要です★⇒直管LEDバイパス工事
ですから蛍光灯修理において安定器交換するのは無駄な費用です。
事情で今すぐにLED化できない場合に限り、FHF32W式安定器をこの
ページではお勧めしました。

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